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勝者が挑戦に大きく近づく大一番! 菅井竜也八段VS藤井聡太七段 王位戦挑決リーグ白組

3戦全勝同士の対決。過去の対戦成績は藤井七段の3勝2敗

第61期王位戦挑戦者決定リーグ白組(主催:新聞三社連合)の▲菅井竜也八段-△藤井聡太七段戦が、4月10日に関西将棋会館で行われます。ここまで3勝0敗の両者の対決。勝者が白組優勝へ大きく近づく大一番です。

ここまでの両者の対戦成績は、藤井七段から見て3勝2敗。最初の2戦は菅井八段が連勝したものの、そこから藤井七段が一気の3連勝で勝ち越しています。

過去の対戦の戦型は、すべて菅井八段が振り飛車、藤井七段が居飛車となっています。より細かく見ていくと、菅井八段の中飛車が4局、四間飛車が2局、三間飛車が1局(千日手局も含む)です。

菅井八段は先手番の際には中飛車を採用することが多い棋士です。このカードでも菅井八段が先手のときは、4局連続で先手中飛車対居飛車という戦型になっていました。ところが、両者の直近の対局である、ヒューリック杯棋聖戦決勝トーナメント準々決勝の千日手指し直し局では、菅井八段は先手番ながら四間飛車を採用しています。

本局はリーグ戦のため、あらかじめ先後が決まっており、菅井八段が先手です。注目の戦型は菅井八段の三間飛車でした。それも角道を止めるタイプの三間飛車で、両者の対決では初登場の形です。ともに美濃囲いに組み、持久戦模様。ここからどのような戦いになるのか、注目です。

また、新型コロナウイルス感染拡大防止策として、将棋連盟は4月11日から5月6日まで東西遠征等対局者の長距離移動を含む公式戦の対局を延期すると発表しています。王位リーグ白組の最終局、羽生善治九段-菅井八段戦や、阿部健治郎七段-藤井七段戦などもこれに当てはまるため、紅白リーグ優勝者、また木村一基王位への挑戦者が決まるのは少し先になってしまいそうです。

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4連勝を果たすのは菅井八段(左)か、それとも藤井七段か


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