藤井聡太七段、昇級争い単独トップに|将棋情報局

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藤井聡太七段、昇級争い単独トップに

船江恒平六段下し7連勝 第78期順位戦C級1組

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12月4日に第78期順位戦C級1組7回戦(主催:朝日新聞社・毎日新聞社)が行われました。

6回戦まで終わったところで藤井聡太七段、佐々木勇気七段、石井健太郎五段の3人が無傷の6連勝で並んだ状態で7回戦を迎えました。
結果は藤井七段が勝利、佐々木七段と石井五段はともに敗れたため、藤井七段が単独トップに立ちました。

藤井七段は前期9勝1敗と好成績を残した船江恒平六段との対戦。相掛かりの戦型から船江六段が桂損の代償に激しい攻めを敢行しましたが、藤井七段の丁寧な受けの前に徐々に息切れ模様となり、これ以上攻めが続かなくなったところで投了となりました。

藤井七段は前回好成績だったことから順位もよく、昇級争いの上ではかなり有利な立場となりました。あとは小林裕士七段、高野秀行六段、真田圭一八段との対戦となりますが、この3局のうち2局を勝てば、他の勝敗に関わらずB級2組への昇級が決まります。

もちろん、有利な立場になったからといって油断する藤井七段ではないでしょうから、全勝を目指して今後も対局に臨むことと思います。

順位戦ではこれまで26勝1敗、勝率0.963という驚異的な成績を残している藤井七段、今後も一局一局から目が離せません。


藤井聡太七段

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