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広瀬章人竜王が王将挑戦権を獲得。対局直後の羽生善治九段が大盤解説会場に駆けつけるサプライズに観客が熱狂

藤井聡太の最年少タイトル挑戦はお預けに

渡辺明王将への挑戦権を争う第69期大阪王将杯王将戦(主催:スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社)挑戦者決定リーグ戦の最終局が19日、一斉に行われました。

勝ったほうが挑戦権を獲得する4勝1敗同士の広瀬章人竜王-藤井聡太七段戦は、126手で広瀬章人竜王が勝ち、初挑戦を決めました。

本局は先手番の藤井七段が意表の矢倉を選択。

いったんは広瀬竜王が優位に立ちましたが、藤井七段が持ち前の終盤力を発揮して強烈な追い込みを見せ、逆に広瀬玉を絶体絶命のところまで追い込みました。

藤井玉には詰みはなさそうで、藤井七段の勝ちになったかと思われていましたが、ここで広瀬竜王に△7六金という鮮烈な金捨ての妙手が飛び出します。ここから一気に藤井玉を長手数の即詰みに討ち取りました。

この対局の注目度の高さを受けて、大盤解説会が緊急開催されました。当日王将リーグの対局を行っていた羽生善治九段が、対局後に千駄ヶ谷の対局場から竹橋の大盤解説会場に駆けつけるという異例の対応。

将棋連盟会長の佐藤康光九段とのダブル解説を行うという豪華なサプライズに、詰めかけた約150人の将棋ファンは大喜びしていました。

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大盤解説会場の様子。羽生善治九段(右)と佐藤康光九段が自ら駒を動かす


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