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久保王将vs渡辺棋王 王将戦七番勝負まもなくスタート

タイトルホルダー同士の楽しみな七番勝負!

久保利明王将に渡辺明棋王が挑戦する第68期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催、囲碁将棋チャンネル協賛)七番勝負が1月13、14の両日、静岡県掛川市「掛川城 二の丸茶室」で行われる第1局で開幕します。


久保(右)vs渡辺、タイトルホルダー同士の激突は1月13日にスタート!

久保王将は43歳。「王将」を現在2連覇中で、通算では4期獲得。タイトルは他に「棋王」を3期獲得しています。順位戦は最高クラスのA級に在籍中(通算12期)です。序盤で飛車を角のいる側に動かして戦う「振り飛車」のスペシャリストで、盤上を華麗に舞うかのような駒使いから「さばきのアーティスト」、また一方で、苦しくなっても用意に土俵を割らないしぶとさから「粘りのアーティスト」と、相反する2つの異名を持つ強豪棋士です。

渡辺棋王は34歳。史上4人目の中学生棋士として2000年にデビューし、2004年度、第17期竜王戦で初タイトルを獲得後防衛を続け、5期連続獲得で棋界初となる永世竜王の称号を得ています(※その後、連続獲得は9まで伸びました)。昨年度は復位していた竜王を失冠し、順位戦でもA級陥落の憂き目に遭いましたが、今年度は完全復活。今期順位戦B級1組では全勝街道を突っ走り現在9勝0敗、総当たり12対局中3戦を残して見事A級への即復帰を決めています。

両者のこれまでの対戦成績は以下の通りです。

久保王将が16勝、渡辺棋王が15勝と拮抗していますが、時期により星が片寄っており、序盤で久保王将が押し、中盤は7連勝などで渡辺棋王が押し戻し、近年は久保王将が盛り返している、という印象です。

戦型を見ますと、すべて最後に「飛車」とついていますが、この「三間飛車」や「中飛車」などは「振り飛車」の種類です。先に記しました通り、久保王将は「振り飛車」のスペシャリスト。一方の渡辺棋王は飛車を元にある位置のまま戦う「居飛車」を好みますので、ほとんどの対局が「振り飛車」対「居飛車」の「対抗型」へと進んでいるのです。今シリーズもかなりの高確率でこの流れが続くものと思われます。変化球があるとすれば、表中にも2局記録されている、渡辺棋王も対抗して「振り飛車」を選択した場合にのみ出現する「相振り飛車」でしょうか。

タイトルホルダー同士の激突、まもなくスタート! 日程は以下の通りとなっています。


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