これまでと大きく変わった最新のテーマ制作を実践的なWebサイトを作りながら学べる『作って学ぶWordPressブロックテーマ』|Tech Book Zone Manatee

マナティ

これまでと大きく変わった最新のテーマ制作を実践的なWebサイトを作りながら学べる『作って学ぶWordPressブロックテーマ』

WordPressのテーマ制作手法は大きく変化していて、現在ではブロックテーマが主流になりつつあります。
これまでとは制作方法や考え方があまりに大きく変化していてまだキャッチアップできていないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
もちろん、これから始める人にとっても一番新しいやり方が分かったほうがいいですよね。
WordPressの最新技術を学びたい、そんな開発者のためにブロックテーマ作成の流れやエディターの使い方をWebサイトの制作ステップに沿って学べる書籍を紹介します!

実際にWebページを作る手順で使い方を学べるので理解しやすい

Chapter1ではまず、Gutenberg登場以来の開発手法と新しくなったブロックテーマを使った開発手法の違いを学びます。今までとどこが違うのか?なぜそうする必要があったのか?を理解できます。
Chapter2からはWebサイトを実際に作るような手順でテーマ制作が始まります。作るサイトは記事の一覧ページ、記事の閲覧ページなどを備えた実践的なものになっているので自分でブログなどを作るときにも参考になる内容になっています。
作成の手順もブロックテーマの作成、全体のスタイルを決めるtheme.jsonの編集、個別のブロックのカスタマイズ…と、非常に開発のしやすい順番に解説されているのでしっかり取り組んでいけば自然と効率のいい開発手法が身についていきます。

Gutenbergをさらに使いやすくするためのTipsも豊富に紹介

WordPressでの開発に慣れると、このブロックはよく使うからすぐに出てくるといいなとか、逆にこの機能は全然使ってないから表示しなくていいということがよくあります。
Chapter8ではGutenbergをカスタマイズして自分が使いやすいようにする方法を学ぶことができます。
最後のAppendixではSEO対策に必須のメタデータの出力方法やカテゴリーやタグを使って記事を管理する手法など、実際に作ったサイトを運営していくために便利な情報がまとまっています。
本書を一冊しっかりと身につければWordPressによる最新の開発手法と、開発に役立つGutenbergの便利なカスタマイズと、運用に必要な技術をまとめて身に着けることができます。

まとめ

WordPressは世界中で幅広く使われているCMSで、アップデートも非常に高頻度でおこなわれています。Gutenbergやブロックテーマのように、まったく新しい手法が追加されてちょっと古い技術書だとまったく対応していないなんてことも起こります。
今後新しい機能が追加されると本書の内容も古くなることもあるでしょう。 しかし、本書は新しく追加されたばかりのブロックテーマや、今後もより使われていくであろうtheme.jsonを使ったスタイリング手法など、現時点(2023年1月)で一番新しい手法について詳しく解説した内容になっています。
解説の順序も実際の開発に近いものになっているので理解がしやすいです。 開発だけではなく、WordPressをもっと使いやすくするカスタマイズの手法や運用に役立つTipsも豊富に解説しているので長くご利用いただける内容になっているかと思います。
さらに、クラシックテーマにブロックテーマの要素を取り入れたハイブリッドテーマの解説PDFが購入特典としてついています。
現在扱っているプロジェクトでクラシックテーマを使っているという方も、是非ご購入いただけると幸いです。

著者プロフィール

Manatee編集部(著者)