【書籍紹介】大人気の「そろそろ常識?マンガでわかる」シリーズ|Tech Book Zone Manatee

マナティ

【書籍紹介】大人気の「そろそろ常識?マンガでわかる」シリーズ

マンガのストーリーを楽しみながら、エンジニアやビジネスマンに必須のノウハウを学べる人気シリーズ!

はじめに


本記事では「そろそろ常識?マンガでわかる」シリーズをご紹介します。ITに関わる方なら必須のテーマを、マンガをふんだんに使って噛み砕いて説明するというもの。入門書としてはもちろん、熟練した方が気軽に復習するのにもピッタリです。
 

そろそろ常識? マンガでわかる「Excel関数」

まずは『そろそろ常識? マンガでわかる「Excel関数」』の紹介です。
Excelを使ったことがないよ、という方はもはやあまりいないでしょう。用途は様々ですが、主にデータの集計に使うケースが業務では多いのではないでしょうか。これこそまさに常識…と、言いたいところですが、実は部署内で引き継がれているExcelファイルを壊さないように恐る恐る使っていたり、ちょっと不便だと思ってるけど解決方法が分からなくてそのままにしている、なんてことはないでしょうか?
本書はそんな方のために業務に使えるものに絞ってしっかりと解説する内容になっています。
マンガで楽しく学んですぐに業務に活かしてみましょう。
 

こんな人におすすめ

  • 社会人一年目など、業務でExcelを扱う経験が浅い方
  • 使える関数を効率よく学びたい方
  • 集計のテクニックを知りたい方

そろそろ常識? マンガでわかる「Python機械学習」

技術書ではもはや定番の組み合わせになったPython機械学習をマンガで楽しく学べる書籍です。どちらも名前すら聞いたことがないという方はもうあまりいないのではないでしょうか。まさに、「そろそろ常識」と言える技術でしょう。
とはいえ、知ってはいるけどやったことがない方はまだまだたくさんいるでしょう。そんな方におすすめの一冊です。
普通はプログラミングを始めるといったら、プログラミング言語のインストールなどの環境構築をする必要があるのですが、本書はその代わりにColaboratoryというブラウザでPythonを実行できる環境を使うのでパソコンさえあれば他に準備する必要がないので気軽に始められます。
内容はPythonの基本的な書き方からPythonの機械学習ライブラリの使い方までわかるようになっているので、Pythonと機械学習を体験してみたい方に十分な内容になっています。
それだけではなく、この本をきっかけにもっと機械学習を学んでみたくなった方のためにさまざまな機械学習アルゴリズムの紹介や、機械学習をするのに必須になるデータの集め方や前処理の仕方など、盛りだくさんの内容になっているのでここも是非目を通していただきたいです。
このセールを機に、ちょっと機械学習とPythonをはじめてみませんか?  

こんな人におすすめ

  • プログラミング初心者
  • 機械学習がどんなものか試しながら学びたい方

そろそろ常識?マンガでわかる「Linux」

続きまして、『そろそろ常識? マンガでわかる「Linuxコマンド」』の紹介です。
突然ですが、普段はどのOSを使っていますか? たぶん、WindowsやMac OSを使っている方がほとんどでLinuxを使っているという方はいないでしょう。
Linuxというと、WindowsやMacなどの主にGUIを使うOSと違ってCUIで操作することが多いので難しい印象があるかもしれませんが、実はやってみると意外と簡単です。
実際に業務で使うコマンドもそんなに多くはないので、このマンガをきっかけにして覚えてみませんか?
コンソール画面にコマンドを打って実行してみるところからはじめて、最終的には複数の操作をまとめて実行できるシェルスクリプトまで一冊でバッチリ学ぶことができます!
慣れるとキーボードから手を動かさずにファイルなどを操作できるようになるので業務効率化にもおすすめです。
 

こんな人におすすめ

  • Linuxになんとなく抵抗感がある方
  • 効率的なPC操作を学びたい方
  • サーバーの知識を身に着けたい方

そろそろ常識?マンガでわかる「正規表現」

最後に、『そろそろ常識?マンガでわかる「正規表現」』を紹介します。
まず、正規表現をご存じですか? 知らないという方のためにかんたんに説明すると、複数の文字列の集合に含まれるパターンを一つの文字列で表現する記法です。
これだけだと少々わかりにくいかもしれませんね。一つ例を挙げてみましょう。
たとえば、「私は48歳です」「僕は14才です」「僕は千葉県民です」「私は会社員です」…のような自己紹介の文がたくさんあったとして、この中から自分の年齢を言っているものだけ抜き出すことを考えます。
ひとつひとつ目視で探していくと大変ですが、よく見ると文章は「私は~」か「僕は~」と「~です」に囲まれていることがわかります。あとは、囲まれている中に「〇歳」「〇才」という情報があれば年齢のことを言っていそうですね。これが、この文章のパターンです。
このパターンを正規表現で表すと次のようになります。

^[私僕]は\d+[歳才]です$

書いてある内容の意味が気になったら、ぜひ本書を読んで調べてみてください。
この一行で、自分の年齢を言っている自己紹介は何歳でも抜き出すことができます。
正規表現を理解できるようになると、たとえばテキストエディタで統一されていない文章表現をまとめて探して置換する、プログラミングで長くなるような条件分岐を一行で書く、などといった応用が広がります。
『そろそろ常識?マンガでわかる「正規表現」』では正規表現の基本的な書き方から、具体的な活用方法までまとめて学べる内容になっているので、これさえあればすぐに正規表現を始められるようになっています!
正規表現はExcelやPython(Colaboratory)でも使えるので、是非とも本書で学習して試してみてください!
 

こんな人におすすめ

  • テキストエディタやExcelなどの検索機能をより使いこなしたい方
  • より効率的なプログラミングを身に着けたい方

まとめ

本シリーズはマンガのストーリーを追いかけながら楽しく技術を学べる内容になっています。なるべく簡単に始められるように工夫されているので、とりあえず始めてみたい方にとてもおすすめのシリーズです。
このシリーズをきっかけにその技術をもっと深く知りたくなったら、次はより深い内容を扱った書籍を読んでみてください。最初にマンガを通してざっくりと学んでいるので理解するスピードが上がると思います。
Manateeではほかにも興味深い内容を取り扱った技術書がたくさん取り扱っているので、この記事がきっかけになって少しでも興味を持っていただければ幸いです。
 

著者プロフィール