機械学習のベストセラー『[第2版]Python機械学習プログラミング 達人データサイエンティストによる理論と実践』|Tech Book Zone Manatee

マナティ

機械学習のベストセラー『[第2版]Python機械学習プログラミング 達人データサイエンティストによる理論と実践』

実践で役立つPythonを使った機械学習を学べる書籍をご紹介します。

[第2版]Python機械学習プログラミング 達人データサイエンティストによる理論と実践

マナティにお越しくださるエンジニアの皆様は、業務で使ったことはなくてもPythonをちょっとは書いたことがあるよ、という方も多いのではないでしょうか。
そしてPythonとセットで話題に挙がるのはやはりなんといっても機械学習でしょう。
今回はPythonを使った機械学習の実践にとても役に立つ一冊を紹介します。

実践的な学習が可能!

本書は、機械学習のさまざまなコンセプトについて理論や数学、そしてPythonのコーディングまでまとめて学べる書籍です。
機械学習の本というとライブラリを使って機械学習を実装する手順を学ぶという内容のものが多いですが、この本は図や数式を使って理論から丁寧に解説しています。ただライブラリを使うだけよりも、実践的に学習することができます。

もちろん、ただ機械学習を理解してモデルを構築するだけの本ではありません。
機械学習のワークフローには欠かせない前処理や次元削減、ハイパーパラメータのチューニングといったトピックも漏らさず解説しています。
これらの内容は、実は機械学習のモデル構築よりも重要な要素だと言われています。

アプリケーション開発も学習できます!

さらに、この本は機械学習モデルを構築して、Jupyter Notebookで実行して、アヤメの分類ができました、ハイおしまい……ではありません! 実際に業務レベルで機械学習を活用するには、他人に見せるための仕組みが必要になるでしょう。
そこで9章では学習済みの推定器をWebアプリケーションに実装する方法まで取り扱っています。本書では映画レビューの感情分析をするアプリを製作します。
この章を勉強すればFlaskによるアプリケーション開発、SQLiteの利用方法といったアプリケーションの基本を学ぶことができます。
ぜひ、オリジナルの機械学習アプリケーション開発にご活用ください。

他にもクラスタ分析や回帰分析といった機械学習でよく使う手法の解説も当然取り扱っています。

第2版のための書き下ろしも!

さらに、13章以降はTensorflowを活用して画像データの分類や系列データのモデル化にも取り組みます。
こちらは第2版のための書き下ろしなので、すでに初版をご購入いただいている方でも学びになる内容になっています。

終わりに
 

Kaggleコンテストのお供やお仕事での利用など、様々なシーンでご活用いただけます。
本格的に機械学習に取り組みたい方にはオススメの一冊です。

著者プロフィール

Manatee編集部(著者)