2020.02.06
プログラミングを始めてみよう! 『作りながら学ぶWebプログラミング実践入門』
「Webアプリケーションってどうやって作るの?」
「これからWeb業界に入るから、重要技術をざっと知っておきたいな」
Web制作、Webアプリケーションをこれから始めたい人を対象にした書籍ができました。
はじめに
プログラミングを始めてみたい! そう思ったことはありませんか? でも、なにからはじめたらいいのか分からない……そんなあなたにピッタリの一冊を紹介します!
作りながら学ぶWebプログラミング
今回紹介するのは、1月に発売したばかりの新刊、『作りながら学ぶWebプログラミング実践入門』!
この本では、本格的なWebアプリを作る上で必要となる以下の技術の基本についてコンパクトに説明してあります。全7章のうち、6章までは以下のような内容を解説しています。
1~3章 フロントエンド編
-
HTML ― Webページの内容を記述するための言語
-
CSS ― Webページの見た目を設定する言語
-
JavaScript― Webページの中で様々な処理を実行する言語
4~6章 バックエンド編
-
Node.js― サーバープログラムを開発するためのJavaScriptエンジン
-
SQLite3 ― 本格リレーショナルデータベース
簡単に言うと、フロントエンドは情報を画面に表示するための技術、バックエンドは画面に表示する情報を操作する技術です。このどちらが欠けても、Webアプリを作ることはできません。そして、上記で示したような技術はそれぞれで一冊の本が書けるくらいのボリュームがあります。
そんな技術の基本について、コンパクトに一冊で学べるのがこの本のポイントです。この一冊だけで、フロントエンドとバックエンドの基礎知識を学ぶことができますよ。
特に私がオススメしたいポイントは、Node.jsの基本を理解できるところです。Node.jsはこの本の学習を終えて、何か新しい技術を学びたくなったときにもほぼ必ずと言っていいほど出てくる必須技術なので学んで損はないでしょう。
上記の技術を一通り学んだら、7章ではいよいよExpressという、Node.jsのフレームワークを使って本格的なToDoアプリの開発にチャレンジします。
フレームワークとは、簡単に言うとシステム開発を簡単に行えるようによく使う処理をまとめて用意してくれているパーツセットのようなものです。フレームワークを活用するとパーツを組み合わせる感覚で開発をすることができます。Express以外にも様々なフレームワークがあるので興味がある方は探してみてください。
これまで学んだ技術をすべて活用するので少し難しいと感じるかもしれませんが、ここまできたらあと少しです。もう少しだけ頑張りましょう。わからなくなったら読み返すのはもちろんですが、理解が追い付いていなくてもとりあえず真似してコードを書いてみるのもおススメです。さらに勉強を重ねてから改めて見直すとわかることがプログラミングではよくあります。
7章を通してToDo管理アプリが完成したら、あなたは立派なWeb開発者です!
おわりに
今回はWeb開発で使う技術をまとめて学べる書籍、『作りながら学ぶWebプログラミング実践入門』を紹介しました。
『作りながら学ぶWebプログラミング実践入門』は基本を学ぶための1冊。 プログラミングは奥が深い世界なのでこれ1冊ですべてをマスターすることは難しいかもしれません。
ですが、Webアプリを作るためにどんな技術が必要で、どう組み合わせればいいのかを解するのにこの本は最適だと言えるでしょう。
もちろん、「Manatee」にはこの先もあなたが身につけていきたい技術の本がきっとあるはずです。是非とも探してみてください。
「これから始める初心者だけれど、手ごたえを感じたい」、「これからWeb業界に入るから、重要技術をざっと知っておきたいな」、そんな人におすすめの1冊です。
こちらもオススメ
フロントエンド・バックエンドの技術について一通り学んだら、次は自分が仕事で担当する領域や興味がある分野に特化した本に挑戦してみましょう!
フロントエンド
-
- 基礎からわかる Elm
- シーアンドアール研究所
-
- 基礎から学ぶVue.js
- シーアンドアール研究所
-
- HTML5&CSS3デザイン 現場の新標準ガイド
- マイナビ出版
バックエンド
-
- 現場で通用する力を身につける Node.jsの教科書
- マイナビ出版