ダイナースクラブ

2022年の振り返り
貴重な日本の伝統文化との出会いも特別な体験として提供してくれる

1950年に設立され、レストランで使えるようにしたことが画期的だったダイナースクラブカード。ヨーロッパにも展開し、国際ブランドとして、草分け的存在となっている。

今は自社発行のクレジットカードと、ライセンス提供によるカードを取り扱っている。両者ともにハイステータスなイメージがあり、レストランやエンターテインメントなどに強いブランドといえる。

またプレミアムカードには「特別な体験を提供する」というユニークなサービスがある。ダイナースはその流れを忠実に守っている数少ないカードといえる。日本の伝統文化を大切にして、ふれる機会を提供してくれるのは新しい体験であり、極上のサービスとっていもいいだろう。

2015年に三井住友トラストクラブに買収されたが、ダイナースとしての遺産は大切にしている印象だ。

2023年の展開予測
ダイニング系のサービスが充実今年も新たなサービスに期待したい

2022年コロナ禍でレストラン経営も縮小されたが、2023年は外食産業の活性化も期待されている。三井住友トラストクラブ買収後の現在はダイナースクラブカードとTRUST CLUBカード2種類の国際ブランドカードを発行している。

ダイナースブランドを活かしつつ、トラストクラブとしてコスパのよいカードを発行した印象だが、顧客にとってはカード選択の幅が広がり、メリットとなってくるだろう。

ほかカードの動向としては、昨年リニューアルしたBMWカードの動きにも注視していきたい。今年のダイナースクラブには、はダイニング系サービスの充実と活性化が期待できそうだ。さらに日本文化を通じた新しい体験提供も注目だ。

BMW ダイナースカード