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急成長! ビジネスカード徹底解剖

 今、クレジット業界で話題を集めているのが「ビジネスカード」の台頭だ。大手のクレジットカード会社がこぞって「ビジネスカード」に注目しサービス強化に力を入れているからだ。そこには、社会の変化や利用者の利便性、クレジットカード会社の思惑など様々な要因が見え隠れしている。


今なぜ、ビジネスカードが人気を集めているのか!

 法人カードというと、大企業の社員が社用カードとして利用するお堅いイメージがあるが、最近その様子が変わってきた。というのも、個人事業主を対象とした法人カードの一種のビジネスカードが増えており、人気を集めているからだ。
 
 人気の理由は、まず簡単な手続きで申し込みできることだ。一般的に法人カードは審査が厳しく登記簿謄本や決算書といった正式な書類を提出する必要があり手間もかかり煩雑だ。一方、ビジネスカードの場合、登記簿謄本や決算書を提出する必要がない。

 つまり審査は、個人の資格だけで行われるので、面倒な手続きに煩わされることなく、手軽に申し込むことができるのだ。実際に、カードの発行に要する時間は数日間であり、最短1週間から遅くとも10日程度でカードを手にすることができる。中には最短3日で手元に届くカードもある。

 次に人気となっている理由は、法人口座か個人口座のどちらかを設定できることだろう。仕事では法人口座のビジネスカードで支払い、私用では個人口座の一般クレジットカードで支払うといったことをすれば、ビジネスとプライベートの支出を、それぞれ記録して決算書類の作成に備えることもできる。

 ビジネスカードによっては、 利用者に合わせて柔軟に利用可能額の設定ができる。また、事務用品や公共料金、法人税など、経費の支払いをビジネスカード払いにまとめれば経費処理にかかる時間も削減でき、ポイントも貯まると一石二鳥だ。

 一方で、クレジットカード会社がビジネスカードに力を入れる要因としては、国が主導する「働き方改革」が影響しているともいえる。長引く不況に加えて、国民の高齢化によって、従来のような終身雇用制度や年功序列では立ち行かなくなってきているのだ。

 そこで、国と経済界は、これまでの常識とは真逆の「実力主義」や「年齢にこだわらない勤務形態」を奨励しようといるのだ。これがいわゆる「働き方改革」であり、この社会変化をいち早くとらえ、利用者にとってのサービス強化に努めた結果、新たな商材としてぴったりマッチしたのが、最近のブームの理由なのだ。

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