【プロフィール】管啓次郎


管啓次郎(すが・けいじろう)

1958年生まれ。明治大学理工学研究科新領域創造専攻教授。ハワイ大学、ニューメキシコ大学、ワシントン大学などで、文化人類学と比較文学を学ぶ。主な著作に『コロンブスの犬』『狼が連れだって走る月』(いずれも河出文庫)、『斜線の旅』(インスクリプト、読売文学賞)、『本は読めないものだから心配するな』『ストレンジオグラフィ』(いずれも左右社)などがある。カリブ海フランス語圏文学、チカーノ文学などの翻訳でも知られる。2010年から発表してきた16行詩のシリーズ「Agend’Ars」は13年の『時制論』(左右社)によって4部作が完結。東日本大震災後、小説家の古川日出男らと朗読劇『銀河鉄道の夜』を各地で上演している。2013年には十和田奥入瀬芸術祭参加作品として物語集『十和田、奥入瀬 水と土地をめぐる旅』(青幻社)を制作。さらに高山明(Port B)構成・演出の観客参加型演劇「東京ヘテロトピア」でテクスト監修を務めた。

カテゴリ: シーズン1, 遠いアトラス/石田瑞穂+管啓次郎+暁方ミセイ