ご当地棋戦

こんにちは。囲碁人編集部のユウです。

 

明日、明後日にわたって、女流の新棋戦である、「会津中央病院杯」が開催されます。予選を通過した8人のプロによるトーナメント制で、この週末で準決勝まで行われるそうです。6月に行われる決勝は、何と2日制!女流棋士が封じ手をするのは新鮮です。

 

この新棋戦、優勝賞金が700万円と他の女流棋戦と比べて最高額なのも目を引きます。先日、『囲碁人』のインタビューでお話を伺った奥田三段も「第一回目なので、どうなるかよく分かりませんが、すごく楽しみにしてます」とおっしゃっていました。前夜祭では、出場棋士全員が着物を着るらしいです。実に華やかですね。

 

開催場所は棋戦名の通り福島県会津若松市。このような、地方で開催される棋戦が増えてきたように感じます。囲碁では、三重県伊勢市で行われる「おかげ杯」。将棋では兵庫県加古川市が市を挙げて「加古川青流戦」を開催しています。

 

ゆるキャラに頼るのもいいですが、囲碁や将棋の棋戦を通して、町の魅力を発信するのもおもしろいですね。ぜひ、第2回、第3回…と続けてほしいと思います。

 

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