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祝辞 【寄稿:芝野龍之介二段】

10月7日から8日にかけて行われた第44期名人戦七番勝負第5局で、挑戦者の芝野虎丸八段が張栩名人に勝ち、通算成績を4勝1敗として名人位を奪取しました。19歳11カ月での七大タイトル獲得は、2009年に井山裕太四冠が達成した20歳4カ月を塗り替え、史上最年少記録となりました。
この快挙に際して、実兄の芝野龍之介二段から祝福のメッセージをいただきました。

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共著が完成し、サインの練習をする芝野兄弟(左が虎丸新名人、右が龍之介二段)


こんにちは。芝野龍之介です。このたびは弟の虎丸が、史上初となる10代での名人を獲得したということで、大変喜んでおります。私が虎丸と共にプロを目指しはじめた時はこんなことは夢にも見ていなかったので、とても驚いています。誰も信じられないくらいの努力量で、ここまで本当によく頑張ってきたと思います。

今回、史上最年少での名人獲得とのことですが、私自身も史上最年少でアマチュア本因坊を獲得したことがあります。その時からしばらく経って思い始めたことなのですが、一度だけ優勝して記録を作ることは、できる人は限られているとはいえたくさんいます。一度きりしかできないすごいことではあるのですが、こういったことはよくあるものです。

私はアマチュア大会での全国優勝はその記録となった一度きりです。虎丸はこの一度の名人だけでは終わらず、これからも今は考えられないような数々の記録を打ち立ててくれることでしょう。これは兄の勝手な期待にすぎないですが、これからもずっと応援していきます。

これからの大いなるご活躍を祈って、私からの祝辞とさせていただきます。