旅先であった泣ける話|マイナビ出版ファン文庫Tears

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旅先であった泣ける話

そこで向き合う本当の自分

著作者名:

ISBN:978-4-8399-7434-3

発売日:2020-08-13

ページ数:192ページ

あなたが最後に泣いたのは、いつだったか覚えていますか?

本書は日々の生活で疲れているあなたに、一粒の涙を届けるために作られました。

収録されているのは、(悲しいのではなく)感動して泣ける短編が12編。そこには、あなたの好みのストーリーがきっと見つかります。


本書では「旅先」にまつわる、出会いや別れのエピソードを掲載しました。


【掲載エピソードの一部】
「いつか行く場所へ」
高速バスターミナルのベンチに座る武敏。恋人の美菜と一緒に来るはずだった。


「菩提樹の下で」
インドで、少年にバッグをひったくられそうになる聖也。紳士に日本語で話しかけられ…。


「はじまりの日」
日が沈んだ頃、ホテルを出て海岸を散歩している。深呼吸をして、海の香りを吸い込んだ。


「遠くへ行きたい」
いつも通りに出社するため、電車に乗る。しかし前日、上司に叱られたことを思い出し…。


「出戻り温泉」
帰省先の実家から東京の自宅へと戻る途中、「出戻り温泉」という看板につられて途中下車。


【執筆陣】
ふるさとは遠い緑/朝来みゆか
二人の起点/朝比奈歩
遠くへ行きたい/浅海ユウ
いつか行く場所へ/一色美雨季
鳥の夢/霜月りつ
はじまりの日/杉背よい
冬の旅/鳴海澪
宝石を拾う旅にする/猫屋ちゃき
菩提樹の下で/溝口智子
出戻り温泉/南潔
推してくれたら/迎ラミン
旅するカエルと願いごと/矢凪

目次

005

遠くへ行きたい

浅海ユウ



021

ふるさとは遠い緑

朝来みゆか



033

二人の起点

朝比奈歩



049

いつか行く場所へ

一色美雨季



065

鳥の夢

霜月りつ



077

はじまりの日

杉背よい



093

冬の旅

鳴海澪



109

宝石を拾う旅にする

猫屋ちゃき



125

菩提樹の下で

溝口智子



141

出戻り温泉

南潔



157

推してくれたら

迎ラミン



173

旅するカエルと願いごと

矢凪