書店であった泣ける話
1冊1冊に込められた愛
著作者名:
ISBN:978-4-8399-7331-5
発売日:2020-06-10
ページ数:192ページ
あなたが最後に泣いたのは、いつだったか覚えていますか?
本書は日々の生活で疲れているあなたに、一粒の涙を届けるために作られました。
収録されているのは、(悲しいのではなく)感動して泣ける短編が12編。中には、あなた好みのストーリーが見つかるはず。
本書では「書店」にまつわる、書店内や、本にまつわるエピソードを掲載しました。
本好きな方なら、感情移入できるお話がきっとあります。
<掲載エピソードの一部>
「祖母の古書店」
「本が好きだから、作家になりたい」そう考えていた主人公。本が好きになったのは、古書店を経営していた祖母の影響。たくさんの本に囲まれて育ってきた彼は、作家になるという夢に向き合いつつ、幼少期のことを思い出すのだった。
「手紙」
本好きだった母の背中を見ながら育った主人公。彼女が「読みたい」と思った本は自宅の本棚に入っていて、その本には亡き母からの手紙が挟んであった。その手紙に従って本を読み続けていくと…。
「思い出は棚のどこかにある」
本が好きだという理由で、書店でアルバイトをしている主人公。そんな彼女が受けた問い合わせは「思い出の本を探してほしい」というもの。その本を調べてみると、すでに絶版になっていたが…。
<執筆陣>
猫屋ちゃき 君へのエール
澤ノ倉クナリ 意味の消失、僕の再生
石田空 思い出は棚のどこかにある
楠谷佑 さよなら、三毛猫書店
烏丸紫明 祖母の古書店
遠原嘉乃 目蓋の裏に残るシャッターの色
金沢有倖 君の棲む世界
溝口智子 きっと、この世界へ
新井輝 取り置きされたままの一冊の本と
朝来みゆか 人生を買いに
杉背よい 手紙
迎ラミン 文具売り場の手塚治虫
目次
きっと、この世界へ 溝口智子
人生を買いに 朝来みゆか
取り置きされたままの一冊の本と 新井輝
思い出は棚のどこかにある 石田空
君の棲む世界 金沢有倖
祖母の古書店 烏丸紫明
さよなら、三毛猫書店 楠谷佑
意味の消失、僕の再生 澤ノ倉クナリ
目蓋の裏に残るシャッターの色 遠原嘉乃
君へのエール 猫屋ちゃき
文具売り場の手塚治虫 迎ラミン
手紙 杉背よい
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