マイナビ女子オープン決勝番勝負 潜入レポート

ライター 前田朋子



夢の女流タイトル戦開幕を
こんなに楽しませてもらっていいのでしょうか。

■「マイナビ女子オープン」メディアツアー参加録。

「温泉に入れるし、お昼は豪華な会席ランチをご馳走するから遊びにきて!」と、
マイコミの影番長N女史から魅惑的なニンジン を鼻先にぶらさげられ、
やってきました陣屋旅館。
小田急線新宿駅から快速急行で一時間、
鶴巻温泉駅徒歩4分にこんなに広大な自然に恵まれた純和風旅館があったなんて! 本日4 月3日は青空の元、桜が満開の見事な対局日和です。

●10:30「元湯陣屋」到着



対局日和だなんて言ってますが、
将棋は山崩ししかしたことない一般女性誌のライターが、いいんですかね、
このような晴れがまし い場におじゃまして。
「だーかーら、そんな人にこそ将棋のおもしろさを知ってもらいたいんだって!」と
N女史。 聞けば、この 「元湯陣屋」は
歴史に残る名勝負の舞台となった格式高い対局場とのこと。
おおお、確かに廊下やロビーには、わたしでも知ってい る棋士の色紙や記念写真が所狭しと展示してあります。



優勝賞金500万円は女流最高額、陣屋での初の女流タイトル戦と、
新しいことづくしの「マイナビ女子オープン」。
一年前から準備 にかかり、
決勝五番勝負開幕日を迎えた主催者のみなさんや棋士の方々は、
対局者に負けず劣らず胸を高鳴らせているようです。
●10:45 対局場見学
今回参加した「マイナビ女子オープン決勝観戦メディアツアー」は、将棋専門媒体以外のマスコミ関係者向け見学会ですが、こうい った催しも業界初の試みだとか。
え? 対局会場にも入っていいんですか。



あ、テレビでは見たことありますよ、このレイアウト。 
テーブル上の水色の旗はスポンサーフラッグです。
これも棋界初 。個人でも法人でも対局ごとに申し込み可。
勝者に懸賞金を直接手渡 せるなどの特典があります。


 

     

 


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