こんにちは。囲碁編集部の山本です。
本日は8/25発売の新刊の内容紹介を行いたいと思います!
坂倉健太『囲碁定石事典 図解で身につく頻出72型』
本書の特長は大きく3つあります。
- 「定石はどこまで覚えればいい?」という問いに答えた内容
- 実戦での使い方や定石後の狙いを図解で解説!
- 定石の成り立ちを4図で解説しており、手の意味が分かる
1.「定石はどこまで覚えればいい?」という問いに答えた内容
定石は囲碁を打つ上でとても重要ですが、「何個覚えればいいの?」「どの変化まで覚えればいいの?」という疑問がつきものです。
特に最近はAIの影響もあって、新しい定石がどんどん生まれています。
AI定石の代名詞であるダイレクト三々もいまや、超難解形の変化があり、果たしてどこまで覚えればいいのか・・・
その疑問の答えが本書となります!
AI登場以後、定石は大きく様変わりしました。最新形をアマチュアが追って理解するのはますます難しくなってきています。そこでAI定石も含めて、これだけは知っておきたいという定石を皆様と同じ目線で取り上げたのが本書です。
囲碁教室等で指導碁をしていた際、決まって聞かれたのが「AI定石はどこまで覚えればいいか」「以前は打たれていたが、現在は打たれなくなった定石を打ち続けてもいいのか」という二点でした。(まえがきより)
ただし、本書に収録している定石72型を、いきなり全て覚えるのは大変だと思います。
そこで下のように「頻出度」を☆の数で表しています。
まずは、「☆☆☆☆☆」のものを覚え、完璧になったらその先にステップアップしていくと良いでしょう。
2.定石の成り立ちを4図で解説しており、手の意味が分かる
ダイレクト三々の基本形です。
ダイレクト三々の変化形。
オサえる前に、白が一本多くノビた定石です。
一手の違いですが、どういう意味を持つのか、結果としてどういう図になるのか非常にわかりやすくなっています。
3.実戦での使い方や定石後の狙いを図解で解説!
定石を覚えた後は、実戦でどのように使われているか、を知ることが定石の習熟につながります。本書では図解を用いて、重要なことを丁寧に解説しています。
「定石を覚えたい」という方にはもちろん、「定石の最新常識を知りたい」という方にとっても満足のいく内容になっています。
これまでになかった新しい形の定石書で棋力アップを図ってください!
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