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第1回 新刊案内!『勝率アップの特効薬! 囲碁・序盤の手筋』 AI全盛時代でも使える! 必ず覚えたい序盤の手筋

『勝率アップの特効薬! 囲碁・序盤の手筋』が9月20日に発売されます。
本書は2010年に刊行し、大好評を博した『序盤の手筋』を再編集して文庫化したものです。
紹介している手筋はどれも実戦に頻出し、即効性の高いものばかりです。
丁寧な解説はもちろんですが、簡単に復習できるまとめページを作ってあります。
文庫本なので、手軽に持ち運べて、移動中や隙間時間でも上達できる一冊になっています。
碁空では、5回にわたり本書の内容の一部をご紹介します。

本書は、囲碁がどのような変化を遂げても廃れず、実戦でかなりの頻度で使える手筋を収録しています。
囲碁AI全盛で囲碁が大きく変わった現代でも、それは変わりません。

ツケ引き定石で黒がカケツいだ場合、AIの影響で、白が受ける手はほぼ打たれなくなりました。
今回はその変化で生じる、最も頻出する手筋の紹介です。

テーマ図2


黒先白死

黒1のカケツギに白2とハサむのは、よくある形です。
これには黒3とカケたいところ。
もし白が4と反発してきたらどうなるのでしょうか【黒番】

1図(不利な戦い)

白2の切りに、黒3とツグのは疑問です。
白4、6と動き出され、黒は一気に苦戦を強いられます。

2図(軽くかわす)

白2の切りには真正面から戦わず、黒3、5とかわし気味にサバきましょう。

3図(シボリ)

続いて白1、3には、黒4とシボります。黒6とツイだ形がすばらしく、黒は大満足です。

4図(反撃を誘う)

3図の白1で白1の抜きには、黒2が手筋。
白3、5には黒6とさらに追及し、反撃を誘います。

5図(コウは大歓迎)

続いて白1、3には、黒4とコウを挑みます。
白の負担が大きいので、白aなどのコウ仕掛けは大歓迎。次に─

6図(相手の力を利用)

白は1とツグくらい。 黒6とシチョウで一子を取った利益は大きく、相手の力を利用したサバキが決まりました。


 

勝率アップの特効薬! 囲碁・序盤の手筋』は知らないと序盤で差がついてしまう手筋を紹介しています。
手の紹介から、どのような分かれになるのか、注意するべき変化まで丁寧に解説してあります。最後にはまとめページで重要事項を簡潔にまとめてあるので、読み終わった後には簡単に復習できます。


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