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第5回 新刊案内!『やさしく語る 棋譜並べ上達法』プロが使うマル秘テクニック ~様子見とは後出しじゃんけんをするための方法~

『やさしく語る 棋譜並べ上達法』が8月13日に発売されます。
本書は、大好評をいただいている「やさしく語る」シリーズの最新作です。
テーマは棋譜並べ。これまで書籍としてまとめられていなかった、棋譜並べで上達するための方法が解説してあります。
布石や中盤の注目ポイント、プロの棋譜の分かりにくいところなど、どの手に注目し、何を考えながら並べればいいか詳細に書いてあります。
碁空では、5回にわたり本書の内容の一部をご紹介します。

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13図をご覧ください。84ページの藤沢─木谷戦ですが、白△への攻め方が焦点です。候補手は黒aと黒bですが、戦いの中の一手は一路の違いが大きな差を生むことも多いです。黒aなら黒△とつながっているので安全ですが、白も外へ頭を出しやすいです。黒bは白に対して厳しいですが、白cと反撃されて4が弱くなるかもしれません。そこで、黒1と様子見の手を放ちました。白dか白eかと、白の出す手を聞いています。白dなら黒e、白fと利かし、外側の黒が強くなるので黒bと強気に攻撃します。

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黒の様子見に対し、14図白2と、4への逆襲を狙って打つかもしれませんが、それなら黒3、5などと安全に打つことになるでしょう。黒aの突き出しという大きな手が残ったことに満足できます。つまり、白が左辺の守りを優先するなら中央を絡み、白が中央への影響力を優先するなら、隙のできた左辺を狙うということです。黒が後出しで方針を決めていることがご理解頂けるでしょう。

やさしく語る 棋譜並べ上達法』は「碁の本質」「布石の原則」「碁の大局観」といったテーマで、丁寧な解説が大好評をいただいている「やさしく語る」シリーズで「棋譜並べ上達法」をテーマにした書籍です。


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