日本式モノづくりの敗戦|978STORE

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日本式モノづくりの敗戦

東洋経済新報社

日本の製造業はアップルや中国の新興企業にいつの間に差をつけられたのか。製造業の赤字転落の背景をえぐり出し、戦略の練り直しを問う。

相手はサムスンではなくアップル・EMS連合軍だった――

シャープやパナソニックが大赤字に陥るなど、日本の製造業が苦境に陥っている。著者はその主因として、日本のメーカーが製造プロセスの垂直統合にこだわり、EMSを活用した水平分業の流れを理解しなかったことを指摘する。世界のモノづくりは劇的に変わっており、日本式の優位性は崩れ去ったのだ。

では、成長する新興国市場に飛び込めば、収益があがるのか? そこでは、際限のない価格競争が繰り広げられている。日本メーカーはどのような方向で戦略を練り直すべきなのか。「世界の大変化への対応で必要とされるのは、現場力ではなく経営力!」――ビジネスモデルの再構築に取り組む日本メーカーに、多くの示唆を与える。

発売日:2012-12-20

目次

第1章 アップルは製造業のビジネスモデルを変えた
第2章 日の丸エレクトロニクス敗退の原因
第3章 巨大EMSというバケモノ
第4章 若い企業と新世代が中国を変える
第5章 垂直統合・系列・蛸壷社会
第6章 系列解体後に中小・零細企業はどうなる?
第7章 旧体制が支配する中国の金融            
第8章 金持ちなのに弱い日本の金融力
第9章 新興国とどう向きあうか
第10章 改革の推進主体は、政府でなく経営者
第11章 人材開国で日本を活性化