LINE API実践ガイド
マイナビ出版
LINE APIを使ってできること、教えます!
本書は、LINE APIに対する深い理解や高い技術力があり、コミュニティに影響力を持つエンジニアとしてLINE株式会社が認定した「LINE API Expert」および「LINE Developer Community」の有志メンバーにより執筆された書籍です。
日本においては、LINEはもはや生活インフラともいえる存在ですが、サードパーティ向けに多くのAPIが公開されています。たとえば、LINE上で動くチャットボットを開発できる「Messaging API」、LINE 上でWebアプリを動かすことができる「LIFF(LINE Front-end Framework)」、サービスのログイン機能として組み込むことができる「LINEログイン」、同じくサービスの支払い手段として組み込むことができる「LINE Pay」、LINEと連携するビーコンデバイスを開発できる「LINE Beacon」、スマートスピーカーであるLINE CLOVAの拡張機能を開発できる「CLOVA Extensions Kit」などがあります。
このように多くのAPIが公開され、そして多くの言語で実装されたSDKも用意されています。これらのAPIを利用することで、LINE上で動くサービスやLINEと連携するサービスを簡単に実装できます。
それぞれのAPIを詳細に解説しようとすると、かなりのボリュームになってしまうので、本書では実践的な実装、応用例に要点を絞ることで多くのAPIを扱っています。複数のAPIを組み合わせた例も取り上げています。また、それぞれのAPIを専門とするLINE API Expertメンバーが執筆していることも本書の大きな強みです。
今もなおLINE APIは進化を続けていますが、基本となる考え方や開発手順を身に付けておけば対応可能です。本書を通じて、LINE APIを活用した魅力的なプロダクトやサービスの開発にチャレンジしてください。
発売日:2020-10-14
ページ数:480ページ
目次
第1章 はじめてのLINE API -さまざまなLINEのAPIを体験する
1.1 はじめに
1.2 CLOVAスキルの作成
1.3 LINE Botの作成
第2章 LINEログイン -AWS Lambdaを使ったLINEログインの実装
2.1 はじめに
2.2 LINEログインについて
2.3 LINEログインのチャネルの作成
2.4 S3にWebページのファイルをアップロード
2.5 Lambdaにコードをアップロード
2.6 API Gatewayの設定
2.7 Lambdaの環境変数を設定しよう
2.8 コールバックURLの登録
2.9 login.jsの修正
2.10 動作の確認
2.11 LINEログインのチャネルの公開
2.12 シーケンス図の解説
2.13 コード解説
2.14 Social API
第3章 LINE Bot ―Microsoft Bot Framework Composerでローコード開発
3.1 はじめに
3.2 Bot Framework Composerについて
3.3 環境のセットアップ
3.4 ボットの作成と展開
3.5 デバッグの構成
3.6 ダイアログの追加
3.7 自然言語処理を使ったトリガー
3.8 より高度なダイアログ
3.9 Bot ConnectorとLINE Messaging API
3.10 自動変換で画像を返す
3.11 LINE Messaging API独自の方式で返す
3.12 スタンプの返信
3.13 ユーザーからの画像を受け取る
3.14 返信以外のMessaging API機能を使う[プッシュメッセージの送信]
3.15 ユーザープロフィールの取得
第4章 LIFF(LINE Front-end Framework) ―JavaScript とC#で作るTodoアプリケーション
4.1 Blazor WebAssemblyとAzure Functionで作るLIFFアプリケーション
4.2 JavaScriptで作るLIFFアプリケーション
第5章 LINE CLOVA -Azure FunctionsおよびTypeScript×VS CodeによるCLOVAスキル開発 5.1 Azure FunctionsによるCLOVAスキル開発の基本と裏技
5.2 TypeScript×VS Code×CLOVAスキル開発
第6章 LINE Beacon -M5AtomをLINE Beacon化しよう
6.1 LINE Beaconについて
6.2 LINE Beaconの事例
6.3 LINE Beaconのビーコンデバイスの実装
6.4 LINE Botを作成する
6.5 ビーコンの設定
6.6 LINE Beaconを有効化する
第7章 ハードウェア連携 -ペットのトイレ管理デバイスおよびLINE Pay対応ドリンクバーの開発
7.1 ハードウェアとLINEを簡単につなげてみよう
7.2 LINE Pay決済に対応したドリンクバーを開発する
著者プロフィール
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LINE APIに対する深い理解や高い技術力があり、コミュニティに影響力を持つエンジニアとしてLINE株式会社が認定した「LINE API Expert」および「LINE Developer Community」の有志メンバー
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