教養として学んでおきたい三国志
マイナビ出版
- 渡邉義浩(著者)
三国志研究の第一人者が導く演義と正史の世界
中国で魏、蜀、呉の三国が覇権を争った「三国志」は、日本人が大好きな物語です。
日本で「三国志」が広く浸透しているのは、歴史小説や漫画、最近ではアニメやゲームの影響が大きいでしょう。
日本でも中国でも、教養としての「三国志」の中核になっているのは『三国志演義』です。
したがって本書では、基本的に『三国志演義』に基づいて解説を行います。
ただし、『三国志演義』と歴史書の『三国志』の違いを知ることでより深い教養が身につくため、歴史書の『三国志』との比較も加えています。
「三国志」は、学問としてだけでなく、娯楽や処世訓としても多くの人々に愛されてきました。
だれもが興味を持つ多様なコンテンツを備え、エンターテイメントにもよくなじみます。
小説、映画、ゲームなどさまざまな媒体を通して、熾烈な時代を生きた英雄に想いを馳せることができるのです。
「三国志」には、人それぞれの感受性をもとにさまざまな受け取り方ができる懐の深さがあります。
また、いろいろな形で三国志に触れ、その物語を知っていくと、中国の価値観や思考様式、深い知恵が散りばめられていることに気づかされるでしょう。
中国の文化を学ぶという観点でも「三国志」は有益です。
本書では、国や時代を超えて愛され続ける「三国志」の魅力を解説します。
序 章 三国志を教養として学ぶ意味
第一章 三国志のなりたち―正史と演義の違い
第二章 三国志演義とはどういった物語なのか
第三章 代表的な英雄たち
第四章 代表的な戦い
第五章 なぜ三国志は日本で人気になったのか
第六章 中国での三国志演義の人気・影響
第七章 三国志が社会・世界に与えた影響
発売日:2021-11-26
ページ数:224ページ
著者プロフィール
-
渡邉義浩(著者)
1962年、東京都生まれ。早稲田大学理事、同大学文学学術院教授、三国志学会事務局長。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科修了。文学博士。専門は古典中国学。著書に『三国志 演義から正史、そして史実へ』『魏志倭人伝の謎を解く 三国志から見る邪馬台国』『漢帝国 400年の興亡』『始皇帝 中華統一の思想』など著書、監修書多数。また、新潮文庫版の吉川英治『三国志』において、全巻の監修を担当した。
絶賛!発売中!
-
- マイナンバー法のすべて
-
- 八木晃二(著者)
- 法律
- マイナンバー制度の問題点はどこか、法案のどこを変えるべきなのか。先行する諸外国の事例などを踏まえ、最善の制度をズバリ提言。
-
- 日本式モノづくりの敗戦
-
- 野口悠紀雄(著者)
- ビジネス・経済 読み物
- 日本の製造業はアップルや中国の新興企業にいつの間に差をつけられたのか。製造業の赤字転落の背景をえぐり出し、戦略の練り直しを問う。
-
- 図解 早く別れたいアナタのための離婚と財産分与
-
- 原誠(著者)
- 生活その他
- ベテラン弁護士が初めて明かす「戦略的離婚術」の全て。いかに準備し戦えば、離婚を勝ち取り財産を獲得できるかを、豊富なチャートで解説した画期的な本。
-
- ITロードマップ 2013年版
- ビジネス・経済 読み物
- ビジネス、経済、社会のしくみを変えるIT予想図がわかる。ビッグデータ、セキュリティ、O2O、位置情報技術、などをくわしく解説
7208件中 6793-6796件目先頭前へ1691169216931694169516961697169816991700次へ最後
Copyright © Mynavi Publishing Corporation