こんにちは。マイケルスコフィールドに改名したい編集部山本です。
今回は8月の新刊案内です!
水間俊文『置碁でわかる囲碁上達法 黒の作戦と白の意図』
著者の水間先生は棋士になってから
30年間、普及にも尽力されている先生です。
現在も日本棋院で初級・中級・上級のそれぞれに教室を持っており、いずれも人気コースになっています。
本書は置碁を題材に、囲碁の大方針を解説していく内容になっています。
細かい手の正解は置いておいて、「~考えて打っていくと良い!」というイメージです。
例を挙げていきます!
ここで黒はA~Cのどこに打つのが良いでしょう?
理由も一緒に考えてみてください!
↓水間解説の分かりやすさを見てほしいので、そのまま貼ります。
※見づらい場合は、クリックすると拡大できます
並の指導者では、「どう打っても一局です。好きなところに打ちましょう」
これで解説を終える局面でしょう。
そんな指導者にはこう言い放ってやってください。
「こんな解説で満足できるほど、俺たちは紳士じゃねえ」(言い過ぎ)
それが水間先生の手にかかれば
○模様の作り方
○相手の手につられないこと
という重要な考え方とともに、正解を明示してくれます。
棋士やトップアマの常識・専門用語を誰もが理解できるように翻訳しました
とおっしゃる通り、これまでか! というくらいわかりやすく解説されています。
基本的な解説の良さはもちろんですが、それだけで終わらないのが人気講師たるゆえん!
上のページにも載せた、○子局の打ち方という役立つ情報を散りばめてくれたり、
第3章『囲碁の病気診断』では、キャッチ―な言葉を使って、アマのやりがちな間違いを紹介しズバズバ切っていったり、
『ハメ手対策』という章を設け、一筋縄ではいかない置碁をサポートしてくれます!
水間先生は言語化能力が凄まじいです!
「これまで囲碁の本を読んでも理解しづらかった...」「初段を目指したい!」などいろいろな方に自信を持っておすすめできる一冊です!
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