思考のエアポケット
2014.02.14
2014.02.14
こんにちは。新人編集者のユウです。
東京は先週に引き続き雪が舞っています。私も先日、何年かぶりに雪掻きをしましたが、慣れないことをしたせいか、翌日筋肉痛になりました。雪国ではとても生きていけそうにありません。
今日は今月の電子雑誌『囲碁人』の校正作業をしていました。当然、私が担当していたページも誤植が多く見つかりました。あれだけ確認していたにもかかわらず、です。特に盤面の記号が抜けていたのは驚きでした。私の目は一体どこを見ていたのでしょうか。
碁を打っている時も、そう思うことがあります。考えた末に「ここに手は生じない!」と決めつける時ほど、相手の反撃を見逃してしまいます。目の前の事象を正直に見る、というのは本当に難しい。逆に言うと、碁はそうした観察力を鍛えるにはもってこいのゲームです。全体を見て考える、相手の言い分も聞く、小利にこだわらない…など、私には碁から学ぶことがまだまだありそうです。
さて、『囲碁人』最新号、まもなく公開となります。巻頭に掲載されている16歳の一力遼三段のインタビューからは、彼の強い覚悟が伝わってきました。井山六冠とも練習碁を何局か打ったそうです。気になる勝敗は??詳しくは本誌でご覧下さいませ。
Copyright © Mynavi Publishing Corporation