読めば読むほど味がでる~『逆転力のつく詰碁』
2014.02.13
2014.02.13
こんにちは! 新人編集者のユウです。
今月発売される新刊『逆転力のつく詰碁』(著者 林海峰 九段)のご紹介です。
本書は『基礎力のつく死活』、『必殺力のつく詰碁』に続く三作目となっており、この巻をもって一応完結となります。もちろん本書から読み始めても問題ありませんが、全体の難易度としては前二作と比べるとやや高めとなっています。
私は本書を読んで「考える範囲はさほどないため、詰碁に苦手意識がある人でも解く気になる問題が多い」という感想を持ちました。具体的に言うと、一手目はある程度予想できるのですが、その後に問題のテーマである手筋が要求されます。しかし、それが分かると一本道なので、解けたときの快感は格別です(笑)そうした各問題のテーマも意識されると、より一層理解が深まるはずです。
大事なのは、林九段がはしがきで述べられているように「反復」することです。本書は反復する価値のある問題を収録していますので、かけた労力の分だけ皆さんの棋力に反映されるでしょう。
発売は2月25日を予定しています。詰碁が得意な人も苦手な人もぜひ手に取ってみて下さい。
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