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[カラー版] 地形と立地から読み解く「戦国の城」

マイナビ出版

立地と地形の観点から戦国の城の種類・役割・変容・戦略に迫る!

 本書は、城の地形と立地に注目して、戦国時代の城の種類と変化、役割と意義、実用性などに迫った1冊です。キーワードを挙げて章立てし、訪れやすい城を例としながら、なぜその地形と立地が選ばれたのか、どのようにしてその地形と立地を生かし、いかにして戦ったのかを解説しています。
 ひとつひとつの城について多面的に追求するものではなく、縄張を読み解き軍事的な工夫や実用性を検証する本でもありません。歴史的解説も、城の見どころも思い切って省きました。ですからガイドブックとしての実用性はありませんが、城を実際に訪れたとき、地形と立地という見地からその城の本質に深く迫り戦略に思いを馳せられるよう、端的にまとめています。

第一章の「城の分類と戦国の城の基礎知識」は序章として、「立地条件による城の分類」をテーマに、城が築かれる場所による呼称の違いと特徴、山城の誕生と平山城への移行、山城の構造について簡単に解説しています。
 第二章は「戦国の城を読み解くキーワード」がテーマ。「地形」「地質」「街道」「国境」「支城網」「付城・陣城」「変遷」「改造」という8つのキーワードを取り上げ、戦国時代の城と戦いを具体的に読み解いていきます。実例として、それぞれのキーワードがカギとなる有名な戦いも紹介しています。
 第三章では「戦いの城を歩く」と題し、第一章と第二章を踏まえた実際の城歩きを紹介しました。鳥取城攻め、韮山城包囲戦、小田原攻め、関ヶ原合戦と、いずれも現地を歩いてこその醍醐味が実感できる城を取り上げ、著者自身が感じる山城歩きの楽しみ方を綴っています。

発売日:2018-09-14

ページ数:312ページ

目次

はじめに
第一章 城の分類と戦国の城の基礎知識
 立地条件による城の分類
第二章 城を読み解くキーワード
 第一節 城を読み解くキーワード(1)地形と地質
  城が築かれる地形
  地質による城の違い
 第二節 城を読み解くキーワード(2)街道と国境
  街道と城との密接な関係
  国境を防御する境目の城
  街道を取り込んだ国境の城
  <国境の戦い>備中七城と備中高松城の水攻め
 第三節 城を読み解くキーワード(3)支城網と付城・陣城
  会社のように組織的な領国支配
  最前線の臨時施設、陣城と付城
 第四節 城を読み解くキーワード(4)変遷・改造
  城には必ずドラマがある
第三章 戦いの城を歩く
 (1)鳥取城の渇え殺し~史上最悪の籠城戦~
 (2)韮山城包囲戦~城塞群と付城群めぐり~
 (3)小田原攻め~北条氏の戦略と秀吉の城攻めメソッド~
 (4)関ヶ原合戦~陳城が語る戦いの真実~
参考文献

著者プロフィール

  • 萩原さちこ(著者)

    (はぎわら さちこ)

    小学2年生のとき城に魅せられる。 大学卒業後、制作会社や広告代理店等の勤務を経て、現在はフリーの城郭ライター、編集者。執筆業を中心に、メディア・イベント出演、講演、講座など行う。
    著書に『わくわく城めぐり』(山と渓谷社)、『戦国大名の城を読む』(SB新書)、『日本100名城めぐりの旅』(学研プラス)、『お城へ行こう!』(岩波ジュニア新書)、『図説・戦う城の科学』(サイエンス・アイ新書)、『江戸城の全貌』(さくら舎)、『城の科学~個性豊かな天守の「超」技術~』(講談社ブルーバックス)など。ほか、新聞や雑誌、Webサイトでの連載、共著多数。
    公益財団法人日本城郭協会理事。http://46meg.com/