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続・善と悪の経済学 資本主義の精神分析

東洋経済新報社

話題書『善と悪の経済学』の衝撃ふたたび! チェコの鬼才経済学者セドラチェクが、古代の神話から資本主義の未来を語る。

NHKの好評番組「欲望の資本主義」で話題となった、チェコの経済学者、トーマス・セドラチェク氏の書籍第2弾!
前著「善と悪の経済学」は、朝日新聞、日経新聞でも大きく紹介され話題に!

今回の著作では、フロイトやユングの心理分析を活用して、経済の精神的病と、その「心の処方箋」を明らかにする。

現代の経済システムに、精神病質と診断されるような問題はあるのか?
あるとすれば、それはどんなものなのか?
経済学は社会の病をどの程度明らかにできるのか?
経済学が役に立つ病はあるのか? あるいは逆に害になる病とはなにか?

二人の偉大な学者、フロイトとユングはともに、神話を重視していた。
多様な彩りのある、矛盾に満ちた神話のなかに、資本主義のあるべき姿を求め、
私たちを豊かにしてくれる資本主義の未来を探る。

発売日:2018-05-25

目次

 序 章 フロイトのソファに経済学をのせる

第1部 成長の誕生――経済学のもうひとつの文化史

 第1章 リリス――願望の統合失調症
 第2章 天からの墜落――経済的症候群の誕生
 第3章 アキレウスの怒り――攻撃から競争へ

第2部 豊かさの代価――経済学の精神的欠陥

 第1章 アポロンとマルシュアス――サディズム、ナルシシズム、そして経済エリートたち
 第2章 パーンの叫び――不安という市場
 第3章 カサンドラの呪い――経済学の予言者について
 第4章 アフロディーテの帯――ナルシシズム、暗示、そして消費の幻想
 第5章 市場のスケープゴート――投影、抑圧、そしてその犠牲者
 第6章 満たされないエリュシクトン――消費、成長、そして世界の消耗について
 第7章 黄金のロバ――金銭という物神と欲望のメカニズムについて
 第8章 ポリュクラテスと快楽主義的なマゾヒズム――楽しめ、しかし楽しみすぎるな
 第9章 ギャンブラーと万物理論――論理とその結果に対する依存
 第10章 売春宿経済学――ハイスピード経済、売春、そして取引の終わり
 第11章 モンテ・クリスタッロの羊飼い――一風変わったまとめ

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参考文献

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