孫子とビジネス戦略

東洋経済新報社

守屋淳（著者）

多くの政治家や経営者たちの愛読書となり、数々の成功の礎となってきた「孫子」。本書では、「血の流れない戦争」とも評されるビジネス場面に焦点をあて、孫子の魅力、効用を伝えていく。

発売日：2004-05-24

まえがき
序章　孫子――世界で愛される再校の戦略書

第１部　孫子の戦略と何か
第１章　孫子の原理（１）――失敗が許されるか否か
第２章　孫子の原理（２）――敵は一人か複数か
第３章　主導権を握り、相手を疲弊させるための戦術
第４章　孫子の想定する「敵」とは何か

第２部　『孫子』はビジネスにどう活用されたか
第５章　「戦わずして勝つ」はいかに実践され得るか
第６章　「彼を知り己を知り・・・」、「水のように」柔軟であるための手法
第７章　ビジネスにおける「詭道」の精神
第８章　相手の「弱み」や「急所」をいかにつくか
第９章　「一点集中」と「奇」の極意
第１０章　危機感と「勢い」の相関関係
第１１章　「地形」を「市場」「経営環境」と読み替えた場合の示唆

第３部　非『孫子』的戦略を知る
第１２章　失敗が許される状況での戦術
第１３章　失敗を活かす精神――美しきやり直しのために

参考文献
索引

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