切断の成立条件
敵の陣形を破壊する
誠文堂新光社
- 金秀俊(著者)
囲碁において、切断はもっとも厳しい攻撃法です。
相手の陣形を2つに分断することで、それぞれを弱体化し、個別撃破に持ち込むのがねらいです。しかし、切断を仕掛ける側も、仕掛けた石が一瞬孤立するため、反撃されるリスクの非常に高い作戦でもあります。
本書は切断が巧くいくかどうかについて、定形での切断のねらい、またプロの切断実戦例を多く取り上げ、切断が効果的に行われる局面、また切断が巧くいかなかった局面を検証し、切断成立の可否について詳細に検討します。著者は攻撃が非常に得意で、切断の技法も多く用いている金秀俊八段です。
発売日:2015-10-01
ページ数:208ページ
目次
"第1章 切断の効果
切断・分断・遮断
キリと対応
ツギの名称
線を切る
さまざまな切断法
ハネダシ
ハネキリ
ツケギリ
ツケコシ
グズミキリ
コスミキリ
ハネコミ
ワリコミ
切断と連絡
手筋と手順
さまざまな目的
第2章 切断の大局観"
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