神話商人
マイナビ出版
- 新井政彦(著者)
コンスタンティノープル陥落、そこに最強日本人剣士がいたら
1452年。聖像画(イコン)を学ぶために日本からやってきた若者が一人のヴェネツィア商人に出会う。その出会いと歴史の大きなうねりが彼の人生を翻弄していく。
分厚い城壁に囲まれ難攻不落といわれたコンスタンティノープル(現在のイスタンブール)がオスマン・トルコ軍の猛攻を受けて陥落する世界史上のターニングポイント。
その場に、画家にして最強の日本人剣士・亜無(あむ)がいたら?
神話商人とは? コンスタンティノープルを窮地から救う秘策とは?
疾風怒濤、一気読み必至の歴史小説がここに誕生!
発売日:2021-12-20
ページ数:394ページ
目次
第一章 コンスタンティノープル
第二章 宰相の娘
第三章 ロレンツォの死
第四章 揺れる心
第五章 開戦
第六章 神の剣
第七章 蝶の行方
著者プロフィール
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新井政彦(著者)
新井 政彦(あらい・まさひこ)
1950年生まれ。埼玉県出身。中央大学文学部卒業。
学習塾経営の傍ら、35歳のとき小説を書き始める。
1999年『CATT―託されたメッセージ』で第16回サントリーミステリー大賞優秀作品賞受賞。
2000年『ネバーランドの柩』で第17回サントリーミステリー大賞優秀作品賞受賞。
2005年『ユグノーの呪い』で第8回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞しデビュー。
『ノアの徴』『硝子の記憶』『手紙』(いずれも光文社)を上梓している。
2020年1月、将棋小説『時空棋士』を上梓。同年7月『時空棋士』が第32回将棋ペンクラブ大賞文芸部門で優秀賞を受賞。同年10月『僕は令和で棋士になる』を上梓。
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