囲碁・現代定石事情【棋譜データ付き】
~評価・難易度が一目瞭然~
マイナビ出版
- 河野光樹(著者)
定石の進化過程には序盤のエッセンスが盛り沢山!
「AIの影響で」
この言葉に飽き飽きしているアマチュアも多いのではないでしょうか?
例えばダイレクト三々。以前は打たれなかった手が、なぜ今は覇権を握っているのでしょうか?
河野八段はその理由について、本書の中でこう言語化しています。
「厚みを働かせない打ち方が豊富になった。それならば、相手の隅を荒らして先に得をする打ち方が有効だからである」
雑誌やテレビの解説では短くまとめる必要があるため、冒頭の説明になりがちですが、プロの間ではしっかりと理由を持って打たれているのです。
本書は、定石の進化をたどり、その過程から序盤の重要なエッセンスを抜き出して解説しています。
また打たれなくなった定石には、不利になる手順が見つかったものと、流行で打たれていないだけのものに分かれます。
本書は実戦に頻出の定石を幅広く取り上げ、現代の評価と最善手順を解説していきます。
是非本書を手に取り、定石通になるとともに、碁敵を圧倒する序盤力を身につけてください。
発売日:2021-04-16
ページ数:240ページ
著者プロフィール
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河野光樹(著者)
河野光樹(こうの・みつき)
昭和49年(1974年)1月14日生。宮崎県宮崎市出身。故二十三世本因坊坂田栄寿門下。
平成4年入段、21年八段。日本棋院東京本院所属。
平成15年第10期阿含桐山杯本戦入り、16年第29期新人王戦本戦入り、
24年第21期竜星戦決勝トーナメント入り、26年通算400勝達成。
著書に『囲碁・石の強弱判断法 ~序中盤をうまく乗り切る技術~』(マイナビ出版)がある。
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