医者をめざす君へ
東洋経済新報社
- 山田倫太郎(著者)
心臓に重い障害を持つ14歳の少年が「医者になってお兄ちゃんを治したい」と言う弟への返答として書きつづった「理想の医者」になるための8カ条。現役医療関係者の間で読まれ広がりつつあるその文章を書籍化しました。
これは14歳の少年が「理想の医者」について書いた小さな本です。
その少年、山田倫太郎くんは生まれつき心臓に重い障害をもち、赤ちゃんのとき何度も手術を受けましたが、根治は難しく、今も酸素吸入器をつけて暮らしています。
あるとき4歳になった倫太郎くんの弟が「医者になってお兄ちゃんを治す」と言い出しました。それを聞いた倫太郎くんは、将来医者になるであろう弟や、将来医療を志すであろう若者たちに向けて8カ条からなる文章を一気に書き上げました。
「患者が望む理想の医者になるための8カ条」には、それぞれに倫太郎君の体験談が語られ、なぜそれが大切なのかがていねいにつづられてゆきます。
この文章に感動した現役の医師や医療関係者が仲間たちに紹介することで広がりはじめ、いまや新聞やテレビなどのメディアが取り上げたことで大きな話題になっています。その文章の全文を掲載したのが本書です。
ほかにも「命の尊さ」や「差別」について書いた倫太郎くんの文章、独特の感性がつむぐ詩なども収録しました。
いま日本中の医師、医療関係者にぜひ読んで欲しい一冊です。
発売日:2015-08-14
目次
患者が望む理想の医者
第1条:医者というのは、患者さんの病気だけを見ていれば良いというものではない。
第2条;患者さんは、誰もが、自分の受ける治療や検査等に、不安を抱えている。
第3条:患者さんは、いつ苦しみ出すか分からない。
第4条:入院している患者さんにも自分の生活がある。
第5条:入院している患者さんにとって、ベットは我が家のようなものだ。
第6条:患者や、患者の家族は、手術や検査の結果を心待ちにしている。
第7条:患者さんとの関係は、治療が終わればおしまいという訳ではない。
第8条:医者はどんな状況でも諦めてはならない。
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