第3回 幻のプラム「月光」(ゲッコウ)
2017.09.01
今回は『図説 果物の大図鑑』にも載っていない、幻のプラム「月光」を紹介しましょう。
「月光」という素敵な名前のプラム
夏の桃もいいですが、ちょっとすっぱさを楽しみたい方におすすめなのが、プラムです。今回紹介するのは、「月光」。東京ではなかなか目にすることが少ない、幻のプラムです。
『図説 果物の大図鑑』は、流通量が多いものを中心に掲載し28種類のプラムを紹介していますが、この「月光」は掲載していません。それだけ幻のプラムなのです。
今回、新宿3丁目の某百貨店の果物売り場で3個入り1,000円+税で売っていましたので、思わず購入してみました。
外見は、他の丸いプラムと異なり、ちょっと先端が尖った卵型をしています。果肉はお月様に似た黄色味を帯びたオレンジ色です。かじると、やや濃厚な甘さにすっきりとした酸味で、夏を感じる心地よい味になっています。
月を見ながら、夏のお夜食におすすめのプラム。見つけたら、ぜひあなたも食べてみてください。