第5回 寒い冬に頼りになる、あったか小物
2016.12.01
私のおしゃれの勉強法は、街を歩くおしゃれな人を見つけることです。若い方や年上の方で、取り入れたいなと思うおしゃれをみつけるとうれしくなります。この連載では、私が街でみつけた「おしゃれ」を紹介したいと思います。
冬のおしゃれが楽しくなる「あったか小物」には、2種類あると思います。
- 見た目から暖かさを彩ってくれる、ストールや手袋などの「おしゃれ小物」
- 着膨れしがちな冬のおしゃれを軽やかに支える、あったかインナーなどの「防寒下着類」。
寒い季節は、どちらも同じくらい欠かせません。
私の「おしゃれ小物」の3大代表アイテムは、「カシミアストール」と「帽子」、「カラータイツ」です。
「カシミアストール」は、無地のグレーとチェックのものを持っているのですが、どんなコーデにも、このどちらかを合わせるとぐっと素敵に仕上がる定番アイテムです。
チェックのものは、数年前に「えいやぁ!」と思い切って買った「Johnstons(ジョンストンズ)」のブラックスチュワート。ブラックスチュワートとは、黒地ベースに赤や緑、青などの鮮やかな色を配置したタータンチェックです。
上質なカシミア素材と定番の柄なので、50~60代になっても長く愛用できる、良い買い物をしたと思っています。
黒、茶、紺、グレーの定番カラーの「ベレー帽」は、冬のおしゃれお助けアイテム。ヘアスタイルが決まらない時も、ベレー帽さえあればコーデが決まります。
「カラータイツ」は冬のおしゃれの基本。色遊びのポイントになります。
赤、青、マスタードカラーなどのポップな色を、黒コーデの差し色にしたり、チョコレートやスモーキーグレーなどニュアンスカラーで足元までそろえて、色を楽しんでいます。
冷え予防のあったか下着は、毎年新しいものを買い足すようにしているので、年々機能が進化し続けているのを実感できます。
私が高校生の頃は制服の下に「ババシャツ」と呼ばれる肌色のあったか下着を着るのが定番だったのに、もうすっかり死語ですね。
ここ数年でインナーダウンなども驚くほど軽く暖かくなっていることにも驚きます。
薄手のコートでも、インナーダウンを下に着るとぽかぽか!
軽やかな冬のおしゃれの幅がどんどん広がりそうです。