季節を味わう はじめての和食|くらしの本棚

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季節を味わう はじめての和食

マイナビ出版

日々の暮らしが豊かになる 日本料理の基本を学ぶ一冊

はじめて日本料理を学ぶ方へ向けて、和食の知識と技術を基本から丁寧に解説します。
日々の食卓に取り入れていただきたい一二三庵の人気レシピと、節目のおもてなしでふるまいたい献立も紹介しています。

日本料理と聞くと、堅苦しさや難しい印象を持つ方もいるのではないでしょうか?
大丈夫です。決して特別なことではなく、先人が日々を健康に生きるために積み重ねてきたこと。
基本を学べば、どんな食材もおいしく調理できるようになります。

カツオ節と昆布から丁寧にとった出汁さえあれば、旬のお野菜とお肉をサッと炊くだけでおいしい煮物に。
脂ののったお魚は、塩を振って焼くだけで笑顔があふれるごちそうになります。
日常(ケの日)の料理は肩の力を抜いて、シンプルな調理方法で心が満たされるのが一番です。

季節の行事(ハレの日)には、家で家族を祝ったり、お客様をお招きしたりする場面もあるでしょう。
そんなときに思い出したいのが、行事にこめられた祈りと感謝の気持ちです。
お正月のおせち料理、ひな祭りに飾る桃の花、こどもの日の柏餅、お月見のお団子など。
これらはすべて、五穀豊穣への感謝や大切な人の幸せと健康を願うことに由来しています。
かつての日本と今では環境も暮らしも大きく変化していますが、季節の味覚を楽しみ、人を思いやる気持ちの大切さは変わりません。
料理のレシピだけでなく、日本の主な年中行事についても解説します。

料理をもっと楽しむための、器の選び方や、美しい盛りつけのコツなども紹介します。

日本料理を学ぶことは、日本の文化を知ること。
旬の食材としつらいから季節の巡りを感じ、人生の節目を大切な人と祝うことで、日々の暮らしがより豊かになります。

<目次>

【1章】はじめに知りたい和食の基本
基本の道具
基本の調味料
計量と火加減
和食で大切な4つの“五”
献立の考え方
ごはんの炊き方
出汁のひき方
野菜の切り方

【2章】何度も作りたい魚と肉の主菜
サバの味噌煮
ホタテの木の芽味噌焼き
ブリの照り焼き
豚の角煮
一二三庵の肉じゃが
牛肉の桜味噌煮こみ
和風ローストビーフ
牛肉のたたき サラダ仕立て


【3章】いつでもおいしい野菜の副菜
野菜の旬を知る
小松菜とえのきのおひたし
白和え
タコとゴーヤの酢味噌和え
豆乳茶碗蒸し
とうもろこしの出汁巻き卵
白ねぎグラタン 白味噌仕立て
ナスとかぼちゃの揚げびたし

【4章】心が安らぐあたたかい汁物
汁物の基本を知る
わかめと豆腐の味噌汁
粕汁
豚肉のみぞれ汁
かき玉とオクラのお吸い物
カブのとろーりすり流し
アボカドときゅうりの椀

【5章】年中行事を食卓で楽しむ四季のおもてなし献立
日本の主な年中行事
料理を彩る器の選び方
美しい盛りつけのコツ

〈春〉 花見
〈夏〉 七夕
〈秋〉 月見
〈冬〉 正月

発売日:2023-12-13

ページ数:144ページ

目次

【1章】はじめに知りたい和食の基本
基本の道具
基本の調味料
計量と火加減
和食で大切な4つの“五”
献立の考え方
ごはんの炊き方
出汁のひき方
野菜の切り方

【2章】何度も作りたい魚と肉の主菜
魚介の主菜を作る前に
サバの味噌煮
カレイの煮つけ
イワシのかば焼き
ホタテの木の芽味噌焼き
ブリの照り焼き
サケのきのこ餡かけ
サケの南蛮漬け
カツオのたたき サラダ仕立て
マグロのささら揚げ
肉の主菜を作る前に
豚の角煮
一二三庵の肉じゃが
牛肉の桜味噌煮こみ
和風ローストビーフ
豚肉の味噌漬け
野菜の豚肉巻き
鶏肉のしっとり煮 梅風味
鶏肉とアサリの蒸し焼き
牛肉のたたき サラダ仕立て

【3章】いつでもおいしい野菜の副菜
野菜の旬を知る
小松菜とえのきのおひたし
白和え
タコとゴーヤの酢味噌和え
豆乳茶碗蒸し
とうもろこしの出汁巻き卵
白ねぎグラタン 白味噌仕立て
ナスとかぼちゃの揚げびたし

【4章】心が安らぐあたたかい汁物
汁物の基本を知る
わかめと豆腐の味噌汁
粕汁
豚肉のみぞれ汁
かき玉とオクラのお吸い物
カブのとろーりすり流し
アボカドときゅうりの椀

【5章】年中行事を食卓で楽しむ四季のおもてなし献立
日本の主な年中行事
料理を彩る器の選び方
美しい盛りつけのコツ

〈春〉 花見
春野菜サラダ
沢煮椀
たけのこと鶏つみれの煮物
春キャベツのからし和え
菜の花ごはん
桜パフェ

〈夏〉 七夕
枝豆豆腐
糸瓜とれんこんのお吸い物
鶏とじゃがいものトマト煮
ホタテの柚子胡椒和え
ウナギのばら寿司
もものふるふるゼリー

〈秋〉 月見
小いものずんだ和え
カブと湯葉の椀
鶏つくねの冬瓜餡かけ
焼きサンマと秋野菜のサラダ仕立て
萩ごはん
かぼちゃ団子の月見仕立て ココナッツ風味

〈冬〉 正月
祝い肴三種 田作り
数の子
たたきごぼう
紅白なます いくらのせ
伊達巻
エビの艶煮
お煮しめ
白味噌雑煮
年中行事のはじまりと習わし

著者プロフィール

  • 一二三庵(著者)

    一二三庵 粟飯原 崇光 (あいはら たかみつ)
    一二三庵店主。神戸出身。
    大阪、東京の日本料理店で修業後、独立。2001年、日本料理店「日本料理 一二三庵」を開店。
    『ミシュランガイド東京2012・2013・2014・2015』にて4年連続二つ星、『ミシュランガイド東京・横浜2010・2011』にて2年連続一つ星を獲得。
    現在は「一二三庵 日本料理さろん」で季節の食を伝え、「日本料理教室」では初心者からプロまで幅広い受講生に日本料理を指導。
    その他、テレビへの出演、雑誌での連載・レシピ提供、企業主催イベントでの講師など幅広く活動している。
    共著に『季節を彩る お通しと前菜』(ナツメ社)がある。

    一二三庵 近藤 陽子 (こんどう ようこ)
    一二三庵女将、和食のマナー講師、年中行事研究家。
    幼少から日本の食と年中行事の大切さを家庭で学ぶ。航空会社勤務後、日本料理、食卓作法、英国式フラワーアレンジメントなどを国内で学び渡英。
    生活文化研究家 サンドラ・カリンフィー氏に師事。英国伝統のマナーを習得。
    帰国後、日本料理店「日本料理 一二三庵」の女将としてお客様の接遇を担当。
    日本の料理と文化を伝える「一二三庵 日本料理さろん」主宰。和食のマナー、年中行事、季節の室礼、おもてなしの講義を受け持つ。
    その他、テレビへの出演、企業主催イベントでの講師など幅広く活動している。

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