マンガでわかる 稲盛和夫のアメーバ経営
マイナビ出版
カリスマ経営者の利益を生み出す「強い組織」のつくり方がマンガでやさしくわかる!
日本を代表する名経営者として、国内外から注目を集める稲盛和夫氏が考案した経営手法が「アメーバ経営」です。
その「アメーバ経営」によって、京セラは「50年以上、一度も赤字なし」を達成、経営破たんした日本航空(JAL)は、わずか2年8カ月という短期間で再上場を果たしました。かつては門外不出で、そのしくみが明らかにされていなかった経営手法を、本書ではマンガで簡単に学べるようにまとめました。
舞台は大型総合雑貨ディスカウント店。主人公の美鈴が、アメーバ経営のしくみや考え方を学びながら、売上向上、利益の最大化を目指して奮闘します。
「アメーバ経営」のカギを握る「フィロソフィ」や「稲盛会計学」、「稲盛経営12カ条」「六つの精進」などについても学びながら売場の改革や新商品の開発を進めるものの、うまくいかないことも・・・。
四苦八苦しながらも、マネジメントの考え方や実践方法を学んで成長する美鈴の姿を見れば、すぐに仕事で役立つヒントが数多く見つかるはずです。
発売日:2017-11-22
ページ数:192ページ
目次
第1章 「アメーバ経営」ってなんだ?
解説 なぜ「アメーバ経営」を学ぶのか
アメーバ経営の考案者 稲盛和夫さんとは?
「アメーバ」=「独立採算の小集団」
アメーバ経営の3つの目的
一人ひとりの社員が主役になる
「売上を最大に、経費を最小に」
アメーバ経営の導入実績
短期間で成功させたJALの再建
さまざまな業種に広がる「アメーバ経営」
学術分野でも注目される経営手法
第2章 マーケットに直結した部門別採算制度
解説 一人ひとりが主体的に働く
「ビジネスを分ける」
部門ごとの採算を可視化(ガラス張りの経営)
日々売上が分かる
時間当り採算表
時間当り採算(時間当り)
マーケットに直結した部門別採算
「全員参加経営」へ
第3章 経営者意識を持つ人材の育成
解説 リーダーがぐんぐん育つ「アメーバ経営」
「してもらう」立場から「してあげる」立場へ
目的意識の浸透、目標の周知徹底
時間当り採算表を駆使して経営する
部門ミーティングと朝礼
コミュニケーションの要「コンパ」
第4章 月次予定の作成と報告会
解説 マスタープランと月次予定
月次予定の作成
月次予定は必達目標
アクションを共有する「部門ミーティング」
日々管理して対策を立てる
階層別に行われる「アメーバ経営会議」
経営者の分身をつくる
翌月の月次予定の作成へ
現場主義
第5章 「フィロソフィ」があってこそのアメーバ経営
解説 フィロソフィなくしてアメーバ経営は成り立たない
経営理念はすべての根本
働くことの指針となるフィロソフィ
JAL再建とフィロソフィの浸透
「稲盛経営12カ条」と「六つの精進」「京セラ会計学」
第6章 アメーバ経営の組織づくりと収入分配
解説 組織を機能に応じて分ける
採算部門と非採算部門
アメーバ組織の細分化のしかた
値決めは経営
社内売買とは
社内売買の流れ
中間工程のアメーバの社員にも採算意識を
第7章 全員参加を実現するアメーバ経営 一人ひとりの社員が主役
解説 アメーバ経営とは何か
時間当り採算表
リーダーとしての役割・経営者意識
月次予定の作成と日々の管理
部門ミーティングと朝礼
アメーバ経営会議
コンパ
フィロソフィ
一人ひとりの社員が主役になる
著者プロフィール
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ICT、通信エンジニアリング、環境エネルギーエンジニアリングを手がけ、企業の情報基盤や社会の通信基盤、環境との共生基盤の構築・運用支援を行うほか、京セラ独自の経営管理手法「アメーバ経営」の導入・運用支援を軸にした経営コンサルティング事業を行う。
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