ピッチング新時代
マイナビ出版
- 内田聖人(著者)
速い球を投げたいすべての人に
野球の守備において、野手は飛んできた打球を処理することしかできませんが、唯一ピッチャーだけが打者に対して能動的に働きかけることができます。
アウトを重ねるためには打者が打ちづらいボールを投げた方がいい。
では、打者が打ちづらいボールとは何でしょう?
球種やコースなどさまざまな要素があるなかで、球速だけは絶対的に速いにこしたことはないといえます。
本書ではメジャーリーグで活躍するダルビッシュ有選手や日本のプロ野球のトップ投手にも指導している内田聖人氏が、自らの持つ「速い球を投げるためのメソッド」を惜しみなく披露したものです。
内田氏は速い球を投げるには、ボールが指先から離れるリリースの際に、いかに強く重く速くロスなく、指先からボールに力を伝えられるかが重要だと言います。
そこで本書ではボールに強い力を与える方法と、その力をロスなく伝えるための投球フォームやトレーニングを伝授していきます。
本書で速い球を投げるための理論と実践方法を学んで、ぜひ試合で目の覚めるような速球を投げてください。
発売日:2023-08-25
ページ数:144ページ
目次
Part1 ピッチング動作を正しく理解しよう!!
Part2 ピッチングフォーム4つのポイント
Part3 よく質問されるピッチングに関するQ&A
Part4 球速を効率よく高める4種のトレーニング
著者プロフィール
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内田聖人(著者)
株式会社neolab会長。投球指導者。ダルビッシュ有選手(パドレス)、千賀滉大選手(ソフトバンク)をはじめ、トップ選手たちが、こぞって加入する野球オンラインサロンを主宰し、最速155キロを投じる自身を見本にしながら幅広い年代の選手たちへアドバイスを送っている。シーズンオフの共同自主トレには則本選手、千賀選手、小南選手、石川選手などの現役トップクラスのピッチャーも参加。トレーニングでは、ディーン元気(やり投げ元日本代表)なども交え、新たなトレーニングを導入すると同時により効率的なトレーニングを開拓している。
1994年3月1日、静岡県伊東市出身。小学1年生の時に野球を始め、伊東リトルシニア時代は日本代表に選出。高校は早稲田実業に進学し、2年時に夏に甲子園出場。3年時にはエースとして西東京大会決勝に進出するも、同年全国制覇を成し遂げた日大三高に惜敗。早大、社会人(JX-ENEOS)でもプレーを続けるが、怪我の影響で2017年に戦力外となる。2019年プレー続行の道を求め、米国でトライアウトに挑戦し、独立L球団・ニュージャージー・ジャッカルズと契約。渡米中に、投球動作やトレーニングに関する知識・練習法を学ぶ。帰国後に株式会社NEOLABを設立し、ピッチング専門の指導者へ転身。最新鋭の投球動作解析システムと、ケガの影響で20キロ近く落ちた球速を再び150キロまで引き上げた実体験などを強みに、幅広い年代の選手へ指導を行っている。軟式で最速155キロを投じる(硬式154キロ)
ケガの影響で20キロ以上落ちたスピードを再び150キロ超えまで上昇させた実体験、米国での野球留学を元に構築した球速UPメソッドを、育成年代の選手向けにアレンジ。子どもの頃から習得すべきフォームのチェックポイントと、投球時の体を支えるトレーニング方法を伝授する。
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