和牛肉の輸出はなぜ増えないのか
東洋経済新報社
- 横田哲治(著者)
世界で和牛ブームが起こる一方で日本の和牛農家の廃業が増えている。日本の畜産業の現場を歩き、活路を見出す良策を探る。
日本の和牛が大きな歴史的転換期を迎えている。
飼料工場、生産者、流通、と畜場などは、一つの大きな産業と言えよう。
いま、その持続性が問われている。
とりわけ、海外でも有名な「松阪牛」「神戸牛」に言える。
飼料価格の高騰、販売価格の低下…。
飼育するほどに赤字が増える日本の和牛農家。
一方で、オーストラリアだけでなく、
中国もブランド和牛の肥育・輸出に力を入れ出した。
このままでは日本の畜産農家の経営は成り立たない。
発売日:2013-12-05
目次
第1章 和牛と稲作
第2章 全国に増え続けるブランド牛
第3章 和牛に沸くオーストラリア
第4章 和牛に忍び寄る安全・安心の危機
第5章 第一〇回全国和牛能力共進会
第6章 和牛生産の活路を求めて
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