東京水路をゆく
東洋経済新報社
- 石坂善久(著者)
タモリ倶楽部出演で話題のサラリーマン船頭が、水門や橋、フネブネの姿を楽しみながら、いにしえの水運全盛期に思いを馳せつつ東京の水路を走り、地上では味わえない風景を紹介。
東京の街は、湾奥に何本もの大河が注ぎ、その川たちが運んできた土が積もってできた平野の上に生まれ、また遠浅の沖合を埋め立てて発展してきたことから、水運の便を得やすい土地柄にありました。
かつては、水運が唯一の大量輸送手段であったことから、下町のある低地には、江戸時代より道路と同等かそれ以上に人工の水路が縦横に開かれ、全国的に見ても最大級ともいえる「水路の街」となりました。
江戸・東京の発展に貢献してきた水路たちも、戦後その多くが埋め立てられたり、道路に転用されたりしてその数を減らし、また水運もすっかり廃れてしまいましたが、それでもまだ都内には、結構な数の船が走れる水路(可航水路)が息づいています。
東京は依然として「水路の街」なのです。水路をボートでめぐる街歩き"には、普通の街歩きに当然あって然るべき、地場の名物を売る店に立ち寄って食べ歩いてみたり、出会った古老の昔話を拝聴したりといったお楽しみは一切ありません。そのかわり、見事な造形を見せてくれる橋や頼もしくそそり立つ水門、行きかうフネブネといった魅力あふれる住人たちが迎えてくれます。何より、陸上から見る川や運河とは、180度違った視点から眺める水路風景こそ、最大の魅力であり、愉しみでもあるといえるでしょう。オアシス? 秘境? えっ、ここが東京?? と思えるような、大都会の真ん中で味わう、ちょいディープな世界をご紹介します。東京にはまだまだ"大人の楽しみ"があります!"
発売日:2010-10-28
目次
第1章 水路をめぐる愉しみ、あれやこれや
第2章 心が躍る水上散歩! 地区別水路のご案内I
第3章 心が躍る水上散歩! 地区別水路のご案内II
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