それでも金融はすばらしい
東洋経済新報社
- ロバート・J・シラー(著者)、 山形浩生(著者)、 守岡桜(著者)
2013年にノーベル賞を受賞した著者の最新刊。金融資本主義に関わる全ての人に金融を通じてよい社会を作ることの大切さを示す。
金融にもいろいろ問題はあることは間違いない。
でも私たちがこれほど豊かな生活を送ることができているのは、
金融という仕組みのおかげだ。
経済危機が起きたからといって、金融が成し遂げてきた成果を
忘れてはいけない。
金融の民主化――より多くの人が金融という仕組みを
利用できるようにすること――を適切に進めることで、私たちは
もっと良い社会を構築することができる。
その際に、大きな役割を果たすことが期待されるのが、金融関係者だ。
金融で良い社会を作るかどうかは、かれらの働きにかかっている。
本書では、かれらが果たすべき責任と役割を示し、世の中に充満している
金融への不安に対する対処を述べる。
ノーベル賞経済学者が金融のすばらしさを高らかに謳った、関係者の必読書。
発売日:2013-12-20
目次
序 章 金融、財産管理、そしてわれわれの目標
第1部 役割と責任
第2部 金融への不安
終章 金融、権力、人間的価値観
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