昭和史(上)
東洋経済新報社
- 中村隆英(著者)
日本の現代はここからはじまった。デモクラシー思想が浸透する半面で、拡大していく軍事費、戦争と計画化と破壊の道を歩んだ昭和前半期。
世界史の中での「昭和時代」の歴史を、政治・経済面だけでなく、思想・生活・文化面にも視野を広げて描いた、昭和史の決定版。上巻は、日本が大正デモクラシーで民主化を実現した後、第二次世界大戦に自ら突入して焦土となるまで、下巻は急速な復興と経済成長を果たし、「武装を好まぬ経済大国」となった1989年までを描く。未来を考えるうえでも示唆に富んだ歴史が語られている。第20回大佛次郎賞受賞作。
発売日:2012-07-26
目次
はじめに
序 章 第一次世界大戦の衝撃
第一章 ひよわなデモクラシー
第二章 「非常時」から「準戦時」へ
第三章 軍服と軍刀の時代
第四章 「大東亜共栄圏」の夢
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