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自動車 乱気流―週刊東洋経済eビジネス新書No.304

東洋経済新報社

日本経済の屋台骨で、最大の製造業である自動車産業。電動化やシェアリングなど、いくつもの嵐が吹き荒れ、この先は現状維持すら危うい。トヨタ自動車を筆頭に乱気流をくぐり抜けられるのか。

かつて日本経済を牽引した2大産業といえば自動車と電機だった。電機は総合大手が海外メーカーとの熾烈な競争に敗れて地盤沈下し、一部の電子部品メーカーを除いて世界での存在感が低下している。一方、自動車産業は日本における生産額だけをとっても約60兆円。トヨタが株式時価総額20兆円超と日本企業の中でも圧倒的トップだ。だが、自動運転、電動化やシェアリングなど、いくつもの嵐が吹き荒れる。トヨタ自動車を筆頭に乱気流をくぐり抜けられるのか。

本誌は『週刊東洋経済』2019年3月16日号掲載の22ページ分を電子化したものです。

発売日:2019-07-18

目次

4つの嵐が吹き荒れる自動車産業
トヨタ ショック療法で危機感をあおる3つの号砲
INTERVIEW 大前研一
 シェアリングの急拡大を直視せよ
 トヨタの「定額制」は時代錯誤だ
日産・ホンダの難題
専門家が分析 激変する米中市場
 トランプ政権に反旗? 新時代の主役うかがうGM
 世界最大市場でのし上がる中国自動車メーカーの実力
INTERVIEW 経済産業相・世耕弘成
 日本の優位性が崩れかねない 危機感を持って対応していく

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