バイオベンチャー列伝-週刊東洋経済eビジネス新書No.112
東洋経済新報社
- 週刊東洋経済編集部(著者)
2000年初頭、日本ではバイオベンチャーブームが起きていたが、上場にこぎ着けた会社は三十数社。大半が研究開発費先行のため赤字経営だ。そんな中でも黒字を叩きだすミドリムシで有名なユーグレナなど、代表的なバイオベンチャーを紹介する。
2000年初頭、日本ではバイオベンチャーブームが起きていた。が、現在までに上場にこぎ着けた会社は三十数社。各社とも技術面での実力はすごく、ノーベル賞を受賞したiPS関連の技術、遺伝子分析、細胞生物学、免疫学などいずれも学問的な水準は世界でもトップ級だ。だが、その大半が研究開発費先行のため赤字経営だ。
そんな中でも黒字を叩きだしている企業は存在する。ミドリムシで有名なユーグレナなど、代表的なバイオベンチャーを紹介する。
本書は、東洋経済新報社のサイト「会社四季報オンライン」に掲載された連載「大化け創薬ベンチャーを探せ!」を加筆修正のうえ制作しています。
発売日:2015-04-01
目次
日本のバイオベンチャー
ペプチドリーム「『赤字が常識』の創薬ベンチャーが、4期連続最終黒字達成」
Interview 窪田規一/ペプチドリーム社長「創薬ビジネスの将来」
プレシジョン・システム・サイエンス「バイオ分析装置で医薬の研究現場を変える!」
Interview 田島秀次/PSS社長「アボットとの共同研究中止で中核技術に集中」
ユーグレナ「ミドリムシで快進撃。『緑汁』から燃料、医薬へ!」
Interview 出雲充/ユーグレナ社長「大量培養法では特許を取らず、秘匿情報化」
UMNファーマ「実務家に経営トップを禅譲し、創薬専業から製薬メーカーへ!」
Interview 平野達義/UMNファーマ会長兼社長「会社の形が変わる中で、2度目の社長就任」
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