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流されながらも芯がある主人公が出会っていく物語。気づいていく自身と自信|販売担当Nの『おちこぼれ退魔師の処方箋』感想

田井ノエル(著)『おちこぼれ退魔師の処方箋 ~常夜ノ國の薬師~』は2020年3月刊行の作品。既刊2巻(2024年9月時点)

田井ノエル先生の『おちこぼれ退魔師の処方箋』を読みました。

退魔師の名家に生まれながら穢れを引き受け、魔を治癒してしまう能力の主人公。
勘当され路頭に迷っている中、魔を助け、つれられるままに常夜ノ國に連れていかれます。
そして魔の住まう場所常夜ノ國で医者をしている鴉に買われます。

いわゆるミーツもの。とても面白かったです。
鴉と出会うことで、自身のことを知り、自身がしたいこと、できることと見つけていきます。
流されながらももちゃんと芯を持ち、自分らしくいようとする主人公がカッコいいです。

魔、あやかしに関連する様々な出来事の中で、関わる者たちに寄り添っていく様子が印象的でした。


販売担当 N