みなさま、こんにちは。上司からユーチューバーへの転進を勧められている編集部の山本です。(将棋ブログに対抗して、ネタが続くまでこのスタイルでいきます)　
参考：https://book.mynavi.jp/shogi/blog/

改めまして、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
昨今は囲碁AIの話題で持ちきりですね。そんな時こそ地に足をつけて自力を上げるチャンス！ということで、今年の第一弾となる書籍の内容紹介を行います。

淡路修三著『劇的に筋が良くなる碁の本 ～俗筋が本筋に変わる5つの法則～』


通称「劇筋本」です！(勝手につけた)

筋が良くなると具体的にどんな良いことがあるのでしょうか？世界では、多少筋が悪くても実戦的な手を打つことが流行っていますが・・・
ひと言で言うと、、あまり手を読まなくてもいい手(＝勝ちやすい手)を打てるようになります。そう、逆に実戦的な手というのは、半端ないほどの読みの力が必要なんです。

かくいう私も世界の実戦的な手に憧れ、数々の失敗をしてきました。本書を読んで、基本に忠実に打つことの重要性を再認識したような気がします。

本書は、アマチュアの碁を題材に悪手を打った場面をテーマ図として、「なぜその手が悪手か？」、「正しい手は？」という二つを問う問題集となっています。
「筋良く打つための第一歩は、俗筋を知ること」を意識して、本書に取り組んでいただければ上達間違いなしでしょう。

早速、問題をひとつ。

手順中、白に悪手(俗筋)が一手あります。正しい手を考え、その後の進行も考えてみましょう。

一見自然な流れに見えますが、この分かれは黒が相当な得をしています。白は二線をハッており、逆に黒はかなり厚い。


正解は、、、

失敗図の白1切りが悪手でした。本図のように単に白1とハネるのが正解です。
2つの図を比べると、正解図は黒の厚みが完全ではなく、下辺も白地になる可能性が残っています。

いかがでしょうか？正解できましたか？実はこの白の手、アマチュア高段クラスだと、特に読みを入れなくてもひと目で浮かびます。自然と正しい筋が身についているのですね。
筋良く打つことを心掛ければ、どんどん上達し、有段・高段への道も夢ではありません。

最後にもう一問。

手順中、白に二手、黒に一手悪手があります。その手を見つけ、正しい手とその後の進行も考えてみましょう。


正解は、、、本書をご覧ください！発売日は1月17日(火)となっております！
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1月10日（火）までとなっていますので、こちらも是非チェックしてください！それでは！