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読みが楽しく、強くなる 実戦詰碁

みなさま、こんにちは。囲碁編集部です。

少し早いですが、4月の囲碁書籍新刊の内容紹介をしたいと思います。

三村智保九段著『読みが楽しく、強くなる 実戦詰碁』


Amazonでは一足先に予約が開始されていますので、チェックしてみてください。
http://www.amazon.co.jp/dp/4839959153/ref=cm_sw_r_tw_dp_gIH8wb1B6S0QN

さて、実は3月にこんな本を出し、こんな記事も書きました。
竹清勇四段著『読まなくても碁に勝つ法』


読まなくても・・・?あれ・・・・・・?

1月で真逆なことを言っており、完全にサカレ形だと思われる方もいるかもしれません。しかし、このラインナップにしたのは両書に共通していることがあったからです。
それは「読みがシンドイ・・・と思っている」方に向けた書籍であることです。

「読まなくても碁に勝つ法」は読みが苦手な方に向けて囲碁理論を伝授する書籍、そして本書は、読みが苦手な方が楽しく読みの練習ができる書籍です。
また、前書を読んでいただき理論を完璧にされた方が、本書で「読み」の練習をしていただければ、それぞれの書籍を読まれるよりも効果は何倍にもなるでしょう。

本書の問題は「読み」の練習になるよう手数を7手、9手、11手と長めに設定してあります。しかし、ストレスなく楽しく解けるよう、三村先生がたくさん工夫をして問題を作ってくれました。初手がわかりやすくなっていたり、基本手筋の連続で解ける問題だったり・・・。本ブログでは、書籍から2題厳選してご紹介したいと思います。



まずはこちら。ばらばらになっている黒石をつなげるに切っている白2子を取る必要があります。
ヒントはカケを2発放って、最終的に11手の読みになります。



続いてこちら。黒4子を助けるために白3子を取る必要があります。当然、初手は切るしかありませんが、5手目に手筋を放ちます。その後の攻め合いまで、しっかり読みきってください。

本書は、「読み」以外にも基本手筋が学べたり、死活に関する豆知識が載っていたり、実戦に役立つ要素が満載な”読むたびに強くなる”問題集です。

ぜひ本書を手に取り、実力向上にお役立てください。