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新刊案内「世界一わかりやすい 石倉流 囲碁上達教室」~もっと早く、この本に出会いたかった~

こんにちは。某都知事の写真集がちょっとだけ欲しい、編集部山本です。

6月は何と3冊!
6月23日発売「世界一わかりやすい 石倉流 囲碁上達教室」


著者は石倉昇九段。囲碁指導においては、棋士の中でも随一。なんと30年以上も教室でアマチュア指導を行ってきたというのですから、脱帽するしかありません。
本書は、石倉先生が30年かけて編み出した「今、教室で教えていること」を一冊にしたものです。

本書を一言で表すと、「有段者を目指す方に向けた、序盤と中盤の教科書」です。
序盤は、基本的な布石を題材に大事なポイントをわかりやすく解説。中盤は、「打ち込み」「荒らし」「攻め」の3つに絞って大事な考え方を解説しています。

さて、今日は私的に「なるほど~」と思った場面を紹介します。


白1と右辺の黒模様に入られた場面。自分の強いところに相手が入ってきたのですから「厳しく攻めたい!」 というところまではなんとなくわかります。

では、相手を攻める場合。具体的にどのように攻めればいいのか、という考え方をにまとめてくれているのが、本書最大の特長です!

<上達のヒント/攻めるときの3つのポイント>
●相手の根拠を奪う
●むやみにツケない
●自分の用心



というわけで、正解はこのようになるんですね。
私は、黒5や黒9のような手をなかなか打てなかった記憶が・・・。
黒5はなんとなく下にいっている手、黒9は地を囲っている手のように感じられませんか?
しかし、上達のヒントに照らし合わせると、黒5は相手の根拠を奪う手、黒9は自分の用心をしながら地を囲う手なのですね!

いや~、一応有段者を名乗っている今でも、目から鱗の考え方がこれでもかと詰まっています。もっと早くこの本に出会いたかった!

それでは、よろしくお願いいたします。

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