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関西棋院で教えていただいてきたこと(1)

皆様こんにちは。囲碁人編集部のCです。

今回は、関西棋院のT先生に教わった、初心者のための打ち方のコツをご紹介させていただきます。

※Cは超ド素人ですので、教わった内容を正確にお伝え出来ているかどうかは保証できません(スミマセン!)

 

まず、今回教えていただいたポイントは、下記3つです。

 

①生きている道が増えるところに石を置きましょう。

②「兄弟喧嘩」は避けましょう。

③「設計→骨組み→塗装→仕上げ」を意識して打ってみましょう。

 

上記の書き方だと、「?」という方も多い(というか、ほとんど?)かと思いますが、そのへんの説明は順を追って。。。

 

というわけで、まず①「生きている道が増えるところに石を置きましょう」から。これは、「石を取る」ということと「地」の考え方をリンクさせるために教えていただいたポイントです。

 

囲碁を覚えたての頃、囲碁は「石を取るゲーム」だと思っていた方、いませんか?って、私がそうなんですが・・・。最初に教えてもらうのって、石の取り方だったりすじゃないですか。だから、そういうゲームだと思っちゃうんですよ(私だけじゃないですよね?)。

 

だけど、一通りのルールを教わったあとで、(石の数も無関係ではないけど)勝敗を決めるのは「地」なんだよ、と。そう教えられて、「えぇー!?」ってなってしまったわけです。

相手の石をどうやって取ってやろうかとか考えながらゲームをしていたら、「そこはもう黒の地だから、石は取っても無駄だよ」とか、「その石を取るためにここに打ったら一目損でしょ?」とか言われたりして・・・「え、石いっぱい取った方がいいんじゃないの!?」って。

 

そんな感じで、「石を取る」ということと、「地」の考え方がうまくつながらない、わからない。それで「囲碁って難しい!」となって挫折してしまう人も少なくないそうで、T先生も、「そこをどうやって上手く関連付けてあげるかが、僕らの1つの壁やったんですよ」とおっしゃっていました。そこで、T先生たちが編み出された(?)教え方が、「生きている道が増えるところに石を置きましょう」なわけです。

※以下、図や説明が正しいかどうかの自信は皆無ですが…間違っておりましたら申し訳ありません!!(特に、教えてくださったT先生、スミマセン!! )

 

たとえば、黒○2つがアタリになっている次の図(次に打つのが黒の番だとします)。今、その2つの黒の周りに生きている道(空いている道)は▲1つだけです。

 

で、その空いていた▲のところに、えいっ、と石を置いたとします。そうしたら、その結果できた生きた道は、結局また1個だけ。しかも、次は白の番なので、その道を白に塞がれて、石を3つ取られてしまいます。

 

じゃあ、というわけで、さっきの▲のところはやめて、黒□に置いて白△2つを取ってみます。

 

 

そうしたら、黒○2つの周りにある生きた道は、合計3つに!

 

 

そんな感じで、生きている道が沢山確保できるように石を置いていきます。そうすると、次第に地が形勢されていきますから・・・何となく、「石を取る」ということと「地」がつながった気分になりませんか?

 

・・・こんな感じで、あっているのでしょうか。間違っている部分が多々ある気がして不安でたまりませんが、これがCの精一杯です。

そして、ポイント②、③についてはまた後日・・・

 

本日はこれにて失礼させていただきます(T先生、読者の皆様、説明がうまくできておらず本当にスミマセン!)。

 

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