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あやかしものでもちょっと違うものを書いてみたい|Fan文庫著者インタビュー第3回 猫屋ちゃき先生

今回は、ファン文庫から5月20日に発売した『拝み屋つづら怪奇録』の著者・猫屋ちゃき先生のインタビューをお届けいたします。

『第2回お仕事小説コン』特別賞を受賞した猫屋ちゃき先生に新作『拝み屋つづら怪奇録』の制作への想いなどをお伺いしました!

 

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プロフィール

乙女系小説とライト文芸を中心に活動中。2016年9月に『こんこん、いなり不動産』が「第2回お仕事小説コン」で特別賞を受賞し、2017年4月に書籍化デビュー。著書に『扉の向こうはあやかし飯屋』(アルファポリス)などがある。

 

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あらすじ

ある日を境に、紗雪の身の周りで不審な事故が相次いだ。奇妙に感じた家族からお寺でお祓いするようにすすめられ、お寺に行くことに。しかし、話を聞いた住職は彼女に津々良という拝み屋を紹介するだけだった。仕方がなく拝み屋を頼るために教えられた住所に向かい、そこで着物に身を包んだ男性・津々良と出会う。彼との出会いで紗雪は、少しずつ変わり始める。

 

 

 

――前作の『こんこん、いなり不動産』とうってかわって、ホラー要素の強いお話の『拝み屋つづら怪奇録』ですが、アイデアは、何から着想を得たのでしょうか? 

猫屋さん:子供のときからホラー映画や怖い話、都市伝説などが好きで、せっかく小説を書くのならいつかホラーも書きたいなと考えていたのと、ここ最近キャラ文芸やライト文芸と呼ばれているジャンルにホラーの風が吹いてきているのではと感じていたので、強くてカッコイイ男の人と困っている若い女性の組み合わせで何か書けないだろうかと考えて、この作品が生まれました。
それから、『こんこん、いなり不動産』の頃から変わらずあやかしモノも好きなのですが、みんながあやかしを書くなら自分はちょっと違うものを書きたいというひねくれた気持ちも少しありました(笑)

 

――今作に登場する津々良さんはとても魅力的ですが、キャラクターを考える上で大事にしていることはなんですか? また、キャラクターたちにモデルはいるんでしょうか?

猫屋さん:優しくて、正しい人を書きたいなといつも考えています。正しさだけを押し通すと相手を傷つけるし救えないこともあると思うので、相手を救うためにまず優しい人であってほしいと思って津々良のセリフは考えました。
キャラクターたちに明確なモデルはいませんが、自分の夢と理想と萌えを詰めています。

編集部:津々良さんは、見た目もですが内面もイケメンですよね……! セリフの一つ一つが心に残りました。また、津々良さんの人物紹介文をまとめるときに「イケメン」だけではこのキャラクターを充分に表現できないと頭を抱えました。

 

――コンスタントに書籍を刊行されていますが、執筆のモチベーション維持のためにやっていることはありますか?

猫屋さん:よく遊び、よく楽しむことですね。基本的に物語を考えたり書いたりすることが好きなので仕事の依頼がなくてもいつも何かしら書いているのですが、アウトプットばかりだと息切れしてしまうので、思いきりゲームをしたり映画やアニメを見たりして「書きたい!」という意欲をチャージするよう心がけています。
年に何日か「書きたくないな」と感じる日がありますが、そういうときは大抵休息か遊びが足りていないので。

 

――すでに読んでくださった方、これから読まれる読者の方に一言お願いします!

猫屋さん:すでに読んでくださった方にとっては、この『拝み屋つづら怪奇録』がお気に入りの一冊や落ち込んだときに読む一冊にしていただけたら嬉しいです。
これから読まれる読者さんには、津々良さんのかっこよさや優しさが刺さるといいなと思っております。

 

これからますます暑くなるこの時期に怖い話はいかがですか? 怖いのが苦手だけど、ホラーに挑戦してみたい方に読んでもらいたいです。

猫屋さんお忙しい中、インタビューにお答えいただきましてありがとうございます!

『こんこん、いなり不動産』シリーズをはじめ、5月20日に発売した『拝み屋つづら怪奇録』もよろしくお願いいたします。