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超精緻麻雀 -多角的思考による盤面把握-

マイナビ出版

ネット麻雀の伝説的プレーヤー、ASAPINが放つ待望の戦術書

初代天鳳位。200万人の頂点に立つ男による待望の一冊が誕生!

本書は現代麻雀のカリスマ「ASAPIN」の手による麻雀戦術書です。
ネット麻雀といえばデジタルの世界。ASAPINの戦術も0か1かで割り切られるようなシャープなものだと思って読み始めると、10ページ目でいきなり裏切られます。

私は「可能性が高い」や「可能性が低い」という白か黒かはっきりしない、いわゆる灰色の部分の白が濃いか・あるいは黒が濃いかの「濃度」のようなものが、麻雀においては非常に大切だと考えている。

さらに本文はこう続く。

確かに自分の打牌に理由を持つことは非常に大事なのだが、打牌に理由があればなんでも正解と混同している人が多いように見受けられる。私は打牌に理由があろうと間違いは間違いであると思う。

デジタル麻雀は少ない定理を用いて麻雀を一般化し、簡略化された戦術を生み出そうとするものですが、ASAPINの考えはむしろその逆。一般化を拒み、カオスに近い麻雀というゲームに真摯に対峙し、わずかな優劣の差を個々のケースに応じて見出そうとします。多くのパラメータを参照し、瞬時に盤面を把握する、それは神業と呼ぶにふさわしいものですが、ASAPINこそ、この神の領域に初めて踏み込んだ人間といえるでしょう。

以下は本文からの抜粋です。

私自身の現在の麻雀へのアプローチ手段は、デジタルなデータや体感の期待値を軸に、状況判断や経験則で感覚的に微調整していくというひどくアナログなものである。しかしそれが、無理に一般化したデータに基づいた現代のデジタル麻雀よりは有効な戦術だと自信を持って言える。

本書を読めば、現代麻雀の最高峰の姿、最も進んだ麻雀とはどういうものなのか、分かるはずです。

発売日:2014-04-15

ページ数:224ページページ

目次

超精緻麻雀-多角的思考による盤面把握-目次



序章「はじめに」

「可能性」の読み

打牌に理由は必要?

一貫性は持たなくてよい

流れはある?

「状況による」は逃げ?

本書の構成

◆コラム01「子供の頃~大学前半」



第1章「牌の機能」

序盤の手組み

牌の切り順

【実戦譜何切る(1)】ASAPIN& 須田良規プロ

目的に沿った手組みを

ターツの優劣、待ちの強さ

◆コラム02「ゲームの達人?」



第2章「リーチの効能」

リーチの効果

運の部分と実力の部分

リーチを打った際の他家の挙動

【実戦譜何切る(2)】ASAPIN& 張敏賢プロ

強い待ちを作る

リーチの価値は先手を取ってこそ

【実戦譜何切る(3)】ASAPIN& 石橋伸洋プロ

ツモアガリとロンアガリの価値

メンドくさい≠強い

リーチについてのまとめ

◆コラム03「麻雀との出会い」



第3章「副露に対する理解」

副露

副露率は気にするな

鳴きと守備力

鳴き手をアガりきるコツ

【実戦譜何切る(4)】ASAPIN& 渋川難波プロ

注目を浴びた手をアガり切る

1000点仕掛けのコツ

仕掛けを見るときの目線

上家の順位や点数・雀力なども判断材料に

アガリに向かう以外の鳴きの効用

一発消し・海底操作

仕掛けによるアピール

形テンを取る為の鳴き

副露判断まとめ

◆コラム04「天鳳位になるまで」



第4章「状況判断と押し引き」

状況判断と押し引き

状況による他家の手牌評価(1)

状況による他家の手牌評価(2)

【実戦譜何切る(5)】ASAPIN& 新井啓文プロ

リターンよりもリスクが勝る場面(1)

リターンよりもリスクが勝る場面(2)

オーラス点棒判断(1)

オーラス点棒判断(2)

オーラス点棒判断(3)

微差での展開操作(1)

【実戦譜何切る(6)】ASAPIN& 佐藤聖誠プロ

微差での展開操作(2)

微差での展開操作(3)

天鳳ルールならでは(1)

天鳳ルールならでは(2)

状況判断まとめ

さいごに

あとがき

著者プロフィール

  • ASAPIN(著者)

    日本最大のネット麻雀サイト『天鳳』の頂点である『天鳳位』に初めてたどり着いたカリスマ的プレイヤー。ネット麻雀界では伝説の打ち手として知られる。

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